スピーカーや本を収納するためのオープンシェルフ(棚)をDIYしました。オープンシェルフとかっこよさげにいってみましたが、簡単にいうと収納棚です。
作業に費やせる時間以上に、作りたいものやデザインはどんどん頭に浮かんできますし、ネットで見ていると、「あれも作りたい、これも作りたい」となってくるんですよね。
というわけで、今回はなかなかの大物ということもあり、構想から製作、完成まで結構な時間がかかってしまいました。
コツコツと進めていった物がやっと完成したので、どんな感じで棚の製作を進めたかご紹介したいと思います。
目次
【準備編】DIYで大事なのは段取り
今回の棚は大物です。この棚を作るまでは事前に構想を考えずに、直感で作っていました。
なんとなくでもできていたのですが、物が大きくなってくるとやっぱりそうもいかないなあと実感。
- デザインを書き出す
↓ - 木材の材料サイズを考える
↓ - 構造をしっかりと決める
↓ - 製作開始
棚作りの流れ① デザインを手書きでざっくり書き出す
頭の中でなんとなく想像した物をサクッと書き出し、絵が変だなと感じたら次の絵を描く。書き直すのではなく、どんどん書いていっています。
最初は本当にただの落書きです。頭の中でしまっておいてもすぐに忘れてしまうので、「これ良いじゃん!」と思えるものが思い浮かんだらすぐに書き出します。
今回のオープンシェルフは作りも複雑になる気がして、じっくりと考えたほうが良いかなと思い、焦らないようにしました。
ただ落書きをしているだけなんですが、意外と楽しくて時間はすぐに過ぎていってしまうんですよね。
構想段階で決めたこと
- デザイン
- 完成時の寸法
- 使用する木材の種類
- 木材、各パーツのサイズ出し
いきなり作り始めてみても意外とうまくいくのですが、材料サイズまでしっかりと出しておくと、ホームセンターや材木屋に木材を買いに行った時にかなり楽です。
以前の失敗から学んで段取りをしっかりしようと思った
- どれだけ材料がいるかなどが全くわからなかった
- ビスや木材の買い足しにホームセンターへ走った
このような失敗も経験しているので、材料の寸法を出したり、木材の種類を決めておくことは重要だなと思っています。
今回はなんとなくで作れるサイズでもないんで小物を作る時以上に大切です。
寸法が決まっていれば、ホームセンターでカットすることもできるのでかなり時間短縮にもなります!
オープンシェルフの製作で使用した材料や構造など
オープンシェルフで一番ネックだったのが材料費。
下段のサイズが横幅1,100mm くらいあるので、かなり木材を使用してしまいます。そこで、強度も保ちつつ、安く仕上げることができる方法を自分なりに考えました。
棚作りの流れ② 木材を選定
- ツーバイフォー
- 30×30の角材
- 合板
スピーカーを置く場所など、強度を高めなければならない箇所の下にはツーバイフォーを使用。それ以外の箇所には、比較的安価に手に入る合板を使用しました。
角材は上段の枠組みで使用。
棚作りの流れ③ 構造について
スピーカーと上段とのつなぎ目には補強をしています。選んだ木材も構造も至ってシンプルですし、誰にでも製作可能なものだと思います。
こだわったことは…今回は特にありません!笑 スピーカーが置ける大きさであれば問題ないかなと思っていました!
棚作りの流れ④組み立てる
大変なのは木材カットや木材の研磨で、組み立てはさほど問題ではありません。
塗装はオールドビレッジのウッドステイン
DIYなので、もちろん塗装まで自分で行いました。使用した塗料はオールドビレッジ社のウッドステイン。
オイルの自然塗料なので人体に害がなく、お子さんがいらっしゃる家庭でも安心して使えます。色はウォルナットで、部屋の雰囲気や今まで作ったものに合わせてみました。
大きいサイズなので塗装が大変でした。組み立てる前から塗っても良かったのですが、塗らなくても良い場所まで塗ると正直面倒なので組み立て後に。
製品でしたら、すべての箇所に同じように本気を出していきたいところですが、自分だけの物なので多少色がついていないところがあっても問題ありません。
これがDIYの良いところなんですよね。でも僕が雑なだけで「DIY=雑でも良い」ではありません。笑
最後にオープンシェルフ(棚)をDIYしたことのまとめ
大きいサイズの家具を初めて作ってみましたが、仕事と一緒でいかに段取りが大事かということがわかりました。パーツが増えるとこんなにも大変なものなのかと。
本当は製作にかかった時間や、材料費までしっかりと出そうと思っていたのですが、僕のDIYスキルが不足しているため全然書けませんでした。
作るだけではなく、書き残すことも好きなので、この辺もしっかりと反省しながら次回も楽しくDIYをしていきたいです。
今回よかったことは、「意外となんでもできる!」という自信がついたことです!
スキルアップしたあとに作った棚
下の記事では材料費や製作時間についても書いています。細かい作業工程も書いていますので是非参考にしてみてください。