誰でも作れるようなデザインの棚をご紹介!
今回はキッチンに置くためのキャスター付きオープンシェルフをDIYしました。
DIYをするときに心掛けていることは、シンプルで誰でも作れそうなモノを作ること。一番の理由はめんどくさがり屋だからなんですけどね。笑DIYを始めたばかりのころに作ったオープンシェルフは、少しこだわりすぎて時間もかかったわりに、たいしたものができなかったりもしました。笑
シンプルでもダサくなるわけではなく、むしろ余計なことをしていないからこそスッキリしてオシャレに見えたりもします。
では前置きはこれくらいにして、実際に製作した棚を見ていきましょう。
目次
自分で使う棚はシンプルなモノで十分
いきなりですが、完成系です。笑
今回は両サイドに棚受けがあり、棚を乗せてビスで打つだけの、すごくシンプルなデザインにしてみました。
棚板は一枚板ではなく、一段につき3枚の板で構成しています。一枚板でも良いのですが、今回の場合は枚数が分かれているほうがカッコいいかなと。
強度の面も心配なし。適度な大きさなので、両サイドの棚受けのみですべてを支えることができています。シンプルすぎるかもしれませんが、自分で使うモノは使えればまあ良いかなと考えているので、いつも気楽に作っています。
ちなみにこのタイプは以前も作っており、MaKeTというDIYキットを販売するサイトのオープンシェルフを参考にして作っています。
シンプルな家具を作る理由
ここまでシンプル、シンプルとしつこく書いていますが、シンプルな家具を作るのにも理由はあります。
- めんどくさがり屋な自分がいる
- 簡単な作りのモノでも十分使えるから
- シンプルなほうがスッキリしていて好き
- センスがない僕は余計なことをしないほうが良いと気づいた
- 誰でも作れるようなモノを作りたい
「簡単な作りのモノでも十分使える」というのは下記の本に影響を受けています。
丸林さんの言葉で印象に残っているのが、「自分で使うモノだからだいたいで良い」
この言葉がDIYのハードルをグッと下げてくれました。(何冊かあるのでこの本で書いてあったかは覚えていないw)
MaKeTのデザインに似せたオープンシェルフ(棚)の作り方
ここからは工程・作り方・製作時間・かかった金額について書いていきます。
工程
- 木材カット(ホームセンターでカットしてもらってオッケー)
- 購入してカットした木材を研磨する
- 研磨した木材を塗装
- 組み立てる
- キャスターをつける
- 完成!
工程も少なくかなり簡単です。
DIY開始!!
ここからDIYを始めますが、図面は書けないのでめちゃくちゃ雑な絵で説明します。笑
▼棚板×3の表記について
実際は1段につき3枚の棚板を使っていますので、板自体は9枚用意しています
この作業を一人でやると、ビスを打つ時に少し苦労するかもしれません。そんな時にはハタガネがあればしっかりと固定できるので、なんとか乗り切れます。
僕にとってのDIYの必需品はインパクトドライバー・ハタガネ・サンダーです。材料はどこかでカットしてくれば、道具はこれだけあればたいていのモノが作れます。
実際は他にもたくさん道具を持っていますが、欲を出さなければノコギリ・金槌・釘だけで大丈夫です。
次はキャスターについて。
キャスターのおかげで棚が第二のキッチン台に
キャスターはホームセンターで200円くらいで売っています。本当はアンティーク調のほうが良いのですが、使っている時には見えないので気にしないことにしました。
ダサいけどまあ使えるので良いんです。留め具付きのほうが良かったのですが、値段が結構違うのでやめました。壁につけているときは、ほとんど動かないので問題ありません。
キャスターをつけた理由ですが、棚の一番上は常に開けておいて、キッチン台が埋まった時の作業台にするためです。
我が家のキッチンはそれほど広くないため、この台はかなり役に立っています。
コロッケやハンバーグを作るときは(それだけに限らないけど)他の場所に避けておきたいので、キャスターでコロコロと少し前に出して使うと本当に便利。
棚をこんな風に使うとは思っていませんでしたが、DIYだからこそできるアイデアだと思います。
製作時間・かかった費用
製作物 | オープンシェルフ |
製作時間 (加工・組み立てのみ) | 1時間30分 |
製作時間 (塗装込み) | 1日+1時間30分 |
製作費用 (材料のみ) | 3,000円~3,500円 |
備品代 (ビス・塗料・ペーパーなど) | 約1,000円 |
費用は仕上げのサイズによっても変動しますが、細かい備品まで見ても5,000円あれば作れます。日常的にDIYをする方は備品が揃っている場合もあると思うのでその分安い。
最後に
木材にビスを打つ環境が整っていれば、誰でも作れるほどにシンプルな棚です。うちではキッチンに置いていますが、高さを変えればテレビ台でも良いですし、本やモノを置いておく棚でも使えます。
このデザインの良いところは大きささえ変えれば、どんな場所にも合うことです。
もう一度作業の流れをまとめると…
- 木材カット
- 木材を研磨する
- 研磨した木材を塗装
- 組み立てる
- キャスターをつける
- 完成!
工程も少なく、材料費も3,000円前後とかなり安く仕上がるオープンシェルフ。ぜひチャレンジしてみてください。