エアコンからなんかモワっとした嫌なニオイを感じる…
久々にエアコンをつけてこんな思いをしたことがある方は多いと思います。僕は今年も思いました。てかそろそろ業者さんに頼むか買い換えるか本当に検討したいなって思ったり…
でも業者さんもそこそこ高いし、買い換えとなると10万円じゃあすみません。
そんなときに僕は「エアコンファンの洗浄剤くうきれい」を知りました。
作業をした感想は、正直めちゃめちゃ面倒ですし途中で後悔しそうにもなります。でもやらないよりはマシ、やった自分を褒めたい!そんな気分です。
怠いのはわかっていても、5,000円以内でそこそこ綺麗になる
そのくらいで良いと思う方はぜひ読み進めてください。
【効果・メリット】
- 効果は間違いなくある
- ニオイが消えて風が爽やかになる
- 安くつく
- 今年だけはとりあえず乗り切れる!という気持ちになる
【注意点】
- 完璧に綺麗にするのは難しい
- 気合いを入れないと大変
▼もっと楽にその場だけ気持ち的にしのぎたい場合これが楽。
(Amazonの評価は3.8くらいですが、ひどすぎる場合にほぼ効果なし。新しいエアコンに最初からつけておくとか、まだそこまで汚くないとかそういう使い方が良さそう)
目次
『くうきれい』で自分でめちゃめちゃ頑張って掃除をしてみた
僕は『くうきれい』のリピーターです。
この記事を読んでくださっている方は「安く済むなら、自分で掃除してみようかな」という気持ちではないでしょうか?
「くうきれい」をおすすめしないわけではないのですが、めちゃめちゃ大変でめんどくさいです。さらに僕は大成功を収めたことはありません。笑
それでも「くうきれい」をリピートしている理由は、
『安く、効果もしっかりあるから』
大成功ではありませんが、効果はしっかりと実感できます。
以前「くうきれい」を試して大変だったことをよく覚えていましたので、さすがに今回は業者さんに依頼をするか、エアコンを買い替えるかかなり悩みました。
ですが、「エアコンを掃除しました(2011) |とくみつ録。」という内容のブログを見たことでやる気がでました。
なので何度かリピートしている僕もくうきれいのおすすめポイントややり方などについて共有しようかと。
夏が始まる前にちょっと自分でエアコンを掃除してみようと思っている方は参考にしてみてください。
くうきれいでエアコンを掃除する方法
- カバーを開けて一番手前のフィルターを外す
- 液が床に落ちないようにしっかりと養生する
(袋をつける) - ムースでファンのカビを落とす
- ムースをつけただけでは落ちないので、歯ブラシや綿棒でゴシゴシ落とす
- ムースつけたまま放置
- フィンを別売りのフィン洗浄スプレーで掃除する
- リンスでムースを洗い流す
- 完璧に洗い流すことができないので、霧吹きや加圧式スプレー(水)で洗い流す
- 水を拭き取る
- エアコンの電源を入れて20分ほど送風で回す
所要時間は1時間半から2時間です。(汚れの度合いによって変わります。)
エアコンのフィンとファンを掃除するための準備する道具
エアコンを掃除する前に、しっかりと道具の準備をしておけばスムーズに作業ができます。
- くうきれい
- フィン洗浄剤
- 養生するためのゴミ袋(くうきれいの中にも入っていますが、間違いなく足らないため)
- ウエスなどを巻いた割り箸か使用済みの歯ブラシ
- 養生テープ
- ペットボトル専用加圧スプレーノズル / タンク式高圧洗浄機
- バケツ
- 雑巾
- ゴム手袋
- 床にブルーシートなどを敷けばなお良い
- マスク
くうきれい以外でも準備物はたくさんありますが、ファンをゴシゴシしたり、水が溜まってきたときに困らないようにするための対策は必要です。
ペットボトル加圧スプレーノズルがあるとムースを落とすときに助かる
ペットボトル式加圧スプレーノズルというのはこんなやつです。
ペットボトル専用加圧式スプレーノズルはペットボトルの口に取り付け、圧をかけて使用します。簡単に言うと簡易高圧洗浄機のようなものです。
霧吹きなどでも少しずつは落とせますが、やはり水圧が足らないと奥まで洗い流すことができません。
500円ほどで購入できるので持っておきたい一点です。
余談ですが、このノズルは「得する人損する人というテレビ番組」で家事えもんも紹介していました。そのときは窓のさんを綺麗にするのに使っていました。
お掃除用品としてかなりの人気商品です!
▼もう少し強力なジェットが欲しい場合は水道に繋がなくても使えるタンク式のこのタイプ
それではそろそろ実践です。作業しながら写真を撮るのは厳しかったの(余裕がない)ので説明だけになりますがご了承ください。
『くうきれい』の使い方!実際に掃除(洗浄)をしてみます
ここまで読んでくださった方は、だいたいどんな作業か想像できてきていると思います。
なんとなく大変なんだろうなと思ってくださっているかもしれませんが、まさにその通りで結構大変な作業です。
気合いでどうにかするのみ!
道具をそろえたら「今年だけは嫌なニオイから乗り切れる!来年のことはまた考えよう!」という気持ちでやってください。
掃除後の廃液がも漏れないようにしっかり養生します
結構大事な作業がこれ。袋をしっかりとつけておかなければ危険です。水が溜まってくので、重さに耐えきれず袋が落ちてしまう可能性があります。
黒い水が少し見えますか?これが落ちると最悪です。
袋自体にテープがついていますが、そこまで強くないので、ほかのテープを上から貼った方が無難です。
- 袋は多めに用意しておく
- 壁もビニールでガードする(スプレーが散る)
- 床にブルーシートやビニール袋を敷いておく(もしものため)
作業を進めると袋に水がどんどん溜まっていきます。溢れることはありませんが、重みに絶えきれず落ちてしまったら悲惨なことになります。
注意です。(バシャーンとはなってませんが経験済)
ご家庭にあるのゴミ袋をカットしても使えますが強度は若干不安が残ります。専用カバーを購入しておくと便利です。
ムースでファンのカビをしっかり落とす
まずはエアコンのファンに掛けて放置するタイプの「くうきれい① ムースタイプ」。
このムースを掛けておくとどんどん汚れが落ちていきます。
ムースは15分放置と書いてありましたが、そんなに短時間ではほとんど落ちません。30分から1時間程度放置してオッケーです。洗い流してみて全く落ちなかったとなるとムースが足らなくなりますので要注意。
ムースをつけ置きしておく間にフィンの掃除をする
ファン洗浄用のムースをなじませている間に、フィンに洗浄スプレーを吹きかけましょう。これ一本で完全に綺麗にできる訳ではありませんが、やるとやらないとではニオイが違います。
初めてエアコン洗浄をした際はこのスプレーを吹きかけなかったため、ニオイが少し残りました。
フィン洗浄剤がついているくうきれいのセットもあるのでそちらでもOK。
エアコンのフィン洗浄剤は「くうきれい」とは別売りです!
ムースをリンスで洗い流す
リンスで徐々に洗い流していきますが、ほかの方のレビューを見ても量がたらないという意見がちらほら。
そこで先にご紹介したペットボトル加圧式スプレーを使います。
本当に正直にいうと、もっとこのムースの量を増やしてほしいです。笑
ここでペットボトル加圧式スプレーでムースを流す
これでシャーっと流します。
最後は送風
仕上げはエアコンの電源を入れて送風です。
水が飛ぶ可能性が高いので、風が出るところにビニール袋を付けておくと良いです。水が多少溜まっていったので、やっぱり飛んでるんでしょうね…効果ありです。
残っている水が吹き飛ぶのできれいな袋をつけて送風
『くうきれい』は安く済ませたい方におすすめ。完璧を求めるのは厳しい
僕個人の意見としては、結構おすすめできる商品だと思っています。
大変なのは間違いありません。女性一人でやるのは厳しいんじゃなかなと思うので、旦那さんに頑張ってもらえるご家庭におすすめです。
くうきれいを使うメリットはエアコン清掃を安く済ませること。
デメリットは大変なことと、業者さんのように完璧に掃除することは不可能なことです。これはだけは嘘はつけません。
でも頑張れば絶対できるので1回は試してみても良いんじゃないかなと思います。
最後に作業時間
作業時間は慣れで結構変わるんですが、1回目は3時間くらい、2回目は2時間弱くらいですかね。なのでまあまあかかる、とだけお伝えします。
くうきれいでのエアコン清掃まとめ
『くうきれい』はとてもおすすめできる商品ですが、ショーワさん(メーカー)が言っているほど簡単な作業ではないことは間違いありません。
ものすごく簡単にエアコン洗浄ができると思って「くうきれい」を購入した方は失敗したなあと感じるかもしれません。
ただ、ニオイは消えますし、2年ほどはある程度綺麗に保てるので、ちょっとニオイが気になるくらいでしたら一度試してみてください。
エアコンの状態によっては、生まれ変わったと感じるほどの効果を期待できる可能性はあります。
ほかの方のブログでも、完璧に洗浄ができたという話はありません。エアコンの寿命を延ばしたい方は、エアコン洗浄のプロにお任せ。めんどくさい方は買い替えが良いと思います。
どのやり方をとるにしても夏を快適に過ごすために、エアコンの内部清掃をしっかりとしておきましょう。
肝心の作業画像がなかったことをお詫び致します。(そこまで余裕がなかったことと、汚くて撮る気にならなかったため。笑)
今回使った掃除用品まとめ
- くうきれい
- フィン洗浄剤
- 養生するためのゴミ袋(くうきれいの中にも入っていますが、間違いなく足らないため)
- ウエスなどを巻いた割り箸か使用済みの歯ブラシ
- 養生テープ
- ペットボトル専用加圧スプレーノズル / タンク式高圧洗浄機
- バケツ
- 雑巾
- ゴム手袋
- 床にブルーシートなどを敷けばなお良い
- マスク
「くうきれい」以外の掃除用品まで完璧にそろえると、5000円くらいするんですよね。
袋は家庭用のゴミ袋にしておけば3,500円くらいで済みます。
▼カビ予防系
▼カビが取れきれない場合はルーバーという風よけもアリ
カビ予防はこの商品が結構効果がありました。掃除をしたあとに使ってみてください。お値段が安いので、失敗しても良いか、と軽い気持ちで試せる方はぜひ。