子どもしか入れんような細い道に入られて何回か見失って焦ったけど良い休みだった。あと何回も穴にはまってこけてた pic.twitter.com/M3QehSdOFA
— ひげこい (@45house_hige) March 24, 2019
このツイートに全部詰まっているんですが、もうちょっと写真を貼っていこうと思います。
Carl Zeiss Touit32mm F1.8というレンズを買いまして、すごくお気に入りの写真が増えました。
最近現像をするのがめんどくさくてどうにか良い感じにできないかなーって思ってたこと、子どもの良さを引きだせるようなシャドウが明るめの良い感じの写真を撮りたいと思ってたこと。
この辺が一気に解決した感があります。
今回の記事では
- Carl Zeiss Touit32mm F1.8はどんなレンズか
- XF35mmF1.4との簡単な比較
- FUJIFILM X-Pro2×Carl Zeiss Touit32mm F1.8でほぼ撮って出しの作例(明るさ調整と水平調整はたまにしてる)
設定とか作例とかをざっくり載せていこうと思います。
時間のない方は気楽に作例だけでも見ていってください。
Carl Zeiss Touit32mm F1.8ってこんなレンズ
カールツァイスがFUJIFILMのXマウント用に作っているレンズです。発売は2013年ごろなのでそんなに新しくはありません。
追記:「製造はFUJIFILMではないでしょうか。」とのご指摘をうけました。調べても曖昧な情報が多かったのですが、ひとつだけ特許関連での確かな情報を提供いただいたので掲載します。(下記リンク)
→ ツァイス「Touit 2.8/50M」は、富士フイルム製の模様。
ですが、ZEISSのサイトには
ソニーミラーレスカメラシリーズのAPS-CカメラおよびFujifilm Xシリーズ向けに特別に設計と構築が行われています。ミラーレスカメラシリーズのAPS-CカメラおよびFujifilm Xシリーズ向けに特別に設計と構築が行われています。
via. https://www.zeiss.co.jp/camera-lenses/photography/products/touit-lenses/touit-1832.html#inpagetabs-0
とも書かれており、設計段階から全く関わっていないわけではないと思うので、ZEISSが好きで好きでたまらないという方もご安心ください。
共同開発なのでお互いが認めあっていないと実現しないことだと思いますので、FUJIFILM製造でも間違いなくいいレンズです!
焦点距離が32mmで今すでに持っているXF35mmと3mmしか違わず35mm換算でも全然違いがありません
XF35mmF1.4 | Touit32mmF1.8 | |
フルサイズ換算 | 54mm | 49mm |
最短撮影距離 | 28cm | 30cm |
数字上は微妙に違うんですが、「Touit32mmF1.8」がちょっと近く?短く?ても、最短撮影距離が2cm遠いので撮影時の距離感に違いはほぼありません(全くないと言っても良いくらい)
なので本当になんでこれ買ったの?って感じではあるかもしれないんですが、
「使ってみたかったから」
以外なにも言えません。
XF35mmF1.4とF2を両方買う方もいらっしゃいますが、そういう方と似たような感覚だと思います。
以前「X-Pro2にCarl Zeiss Planar50mm F1.4(Y/C) をつけて撮る日常」という記事を書いているんですが、カールツァイス製のレンズにハマりつつあるのかなーと。
というわけで今回はまだレビューできるほどでもないですが、使ってみた印象をXF35mmF1.4とざっくり比較していきます。
Touit32mmF1.8mmを使ってみて感じたXF35mmとの違いとか特徴
質感・重さ・見た目、デザイン
- すごく良いレンズ
- 見た目がスマート
- フードがでかい
- 角型フードがあればいいのにな
- X-Pro2にはXF35mmF1.4のほうが似合う
- 高級感はあると思う
- 優等生感のあるレンズ
- XF35mmの方がかっこいい
- 重くはない
- 絞り環がサクサク動いて良い感じと思っていたが、緩すぎて勝手に動いてることがある
AF
- 遅くはないけど速くもない
- 日中はXF35mmより速い
- 薄暗いところではXF35と変わらず結構迷う
- AF音はXF35mmよりうるさくない(綺麗な音)
ざっくりですがこんな感じ。
レビューや比較記事はまたいつか書きたいと思ってます。
FUJIFILMの撮って出しをもっと楽しむための設定
hitohada classic
- DR:400%
- フィルムシミュレーション:クラシッククローム
- グレインエフェクト:OFF
- ホワイトバランス:オート
- ハイライトトーン:0
- シャドートーン:-1
- カラー:+1
- シャープネス:0
- ノイズリダクション:-2
最近はモアイブログを運営されている「メガネ屋のモアイ(@meganeya_moai))」さんが紹介されていた「hitohadaclassic」というのばかり使っていました。
奥さんや女性などを撮影するときに人肌が綺麗に撮影出来るようにと価格コムのFUJIFILMのスレで有名なDAPON (@DaponPhoto) | Twitterさんという方から教えて頂きました。
ってことなんですが、僕も大好きなクラシッククロームというフィルムシミュレーションを使いつつ、シャドウをこってりさせないようにして綺麗にする感じのカスタムです。
めちゃくちゃ気に入っていて子どもの撮影にもぴったりなんですよね。
で、最近はこれをベースにしてRAW現像ではなく、JPEGから色味をほんの少しだけ調整していました。でもその工程もいずれはなくしてカメラの中だけで完結できるようになりたいなあと思っていたんですよね。
それでちょっとだけ自分なりにアレンジを加えてみたのがhitohadaさんにプラスαで
ホワイトバランスを調整
ホワイトバランスオートがベース
R -2 B 2
(WBシフトで左斜め上に)
WBシフト=ホワイトバランスの微調整
っていうのを加えてみました。このホワイトバランスの調整を加えると緑が綺麗になるような気がしています。
これで撮れた写真がこっからの作例です。
FUJIFILM X-Pro2×Carl Zeiss Touit32mm F1.8の作例いろいろ
人が写っているときは特に最高です。
Touit32mmF1.8mmは色乗りがめちゃくちゃ良いので、撮影しながらプレビューをたまに見るとテンションが上がります。
FUJIFILMで撮るようになってフィルムっぽさを意識し始めて、菜の花とかひまわりとか黄色や緑が強い植物を撮るときにどうしようかなーって結構悩んでいたんですが、この設定(とレンズ)なら自分の撮りたいように撮れるようになった気がします。
植物撮影のときはクラシッククロームを使わなければ良かったのかもしれませんが、使いたいもんはしゃあないんで。でもモヤっとしてたので解決してすごく嬉しいです。
逆に微妙なときもあるので一応
なにも伝わってこない。(撮り方の適当さはまあ置いといてください)
風景とかはちゃんと現像するか違うカスタムシミュレーションを作るか考えたほうが良さそうです。
という感じで良いレンズを買ったよってお話でした。