
「とりあえずVSCO|淡路島レトロこみち編」という記事を流し読みしていると、上の写真の肌の感じがダントツで良いなと思ったので、VSCOの編集履歴を見るとFP1というプリセットを使っていました。

ほかにもいい感じの写真がないかなーと探していると「この写真もええやんか!」思ったんですが、これもFP1でした。
普段から作品的なポートレートを撮っているわけではありませんが、家族写真を撮る上で
- 人肌を少しでも綺麗に
- 不自然な黒さがないように
- 目の周りを爽やかに
- 多少は透明感を
ってことを多少気にしています。
これを意識するなら富士フイルムの撮って出しで十分なんですが、今回はVSCOでフィルムっぽさを見せつつ人肌を意識するプリセットを紹介します。
VSCO 『FP1』はポートレート用?【富士フイルム PRO160S】
FP1はPRO160Sというブローニーフィルム(おっきいフィルム)を参考にして作られているプリセットです。
135フィルム(ちっさいフィルム)ではPRO160系はないので僕は使ったことがないんですが、プロフェッショナル用のポートレートフィルムとして海外向けに販売されていたフィルムだそうです。すでに製造終了しているフィルムなのですが、後継品としてPRO160NSがあります。
このプリセットを使ってみると肌の質感がすごく綺麗になった感じはあるので、VSCOもいい表現ができているんじゃないでしょうか。
実際に富士フイルム PRO160SやNSを使ったことがある方からすると、「なんか違うだろ」って思うかもしれませんが、VSCOのFP1を僕はすごく気に入りました。
PRO160Sを忠実に表現したいっていう楽しみ方ではなく、VSCOで肌が綺麗になりそうなポートレート向きのプリセットっていうくくりで楽しんでみてください。
VSCO FP1の作例





良い感じになるときの条件(仮)
- 良い光
- 外
- 背景がうるさくないとき
- あっさりめのフィルムシミュレーション(富士フイルムの場合)
個人的な意見ですがこんな感じかなーって思います。上の作例でいえば下2枚はコテコテのクラシッククロームでシャドウも結構ガッツリ濃い目なのでちょっとイマイチかなと。
VSCO『FP1』まとめ
プリセットは便利ですが、全ての写真に完璧に適しているわけではないので、別のプリセットもちょくちょく紹介しようと思います。
ポートレート系で言えばポートラやPRO400Hとかですかね。
▼カメラ情報(作例の一番下の写真だけX100F)