僕らがほしい、キャッシュレス時代の理想の財布「PRESSo(プレッソ)」
こんなキャッチフレーズを掲げ、クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で話題になったミニマルな財布のレビューをします。
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箱を開けて一番最初に感じたことは
「あ、かわいいなこの財布」
でも4ヶ月使った今、結論からいえば熟成レザーの『PRESSo』がほしいと感じている自分がいます。ピケは経年変化を”ほぼ”楽しめないからです。
しかし、財布自体が気に入らなかったわけではありません。
キャッシュレス化を考え、こだわり抜いた作りになっているので使い勝手はさすがに素晴らしく、とても気に入りました。
ファーストインプレッション的なことは書いていないのですが、、4ヶ月ほど使ってみた感想をシェアしようと思いますので参考にしてみてください。
目次
PRESSo(プレッソ)はどんな人に向いているか(おすすめしたい人)
PRESSoをおすすめしたい人
- キャッシュレス生活を楽しんでいる
- キャッシュレスの生活で困っていない
- これからキャッシュレス化していきたい
- 小銭貯金をしている
- 新しいモノが好き
僕は小銭あまり使わない、出さない、すぐに小銭貯金をする。という生活をもともとしていたので、かなり自然にPRESSoとの生活には慣れました。
以前から財布をコンパクトにしたいと思っていたので、「これを待ってた!」という感じで使い始めから楽しくて仕方がありませんでした。
おすすめしないシーン
- 飲み会
- 出張
- 泊まりありの旅行
飲み会など数人が集まるときは割り勘もありますし、僕の友人たちが通う老舗感のあるおいしい居酒屋とかはキャッシュレス化はされていません。
LINE Payの割り勘とかもみんなができればいいですが、使えない方からすればスマホにお金を送られても迷惑がられます。(仲いい友達にはやったことある)
なので、飲み会や旅行で普段行かないお店に行くときなどは大きめの財布のほうが良い気がします。
実際めちゃくちゃ困ったというわけではないのですが、大阪に行ったときに小銭邪魔だな…という経験はしました。
小銭入れもありますけどね。できれば使いたくない部分でした。
『PRESSo piqué(プレッソ ピケ)』はこんな特徴がある
PRESSoの特徴的な部分をまずお話しようかと。
とにかく小さい
この小ささを見て即決で買いました。プロジェクトを応援しようという気持ちももちろんありましたが、それだけじゃなく製品自体に魅力を感じての即決です。
やっぱりコンパクトなサイズが一番のポイント。
カードプラス数ミリの大きさ。とにかく不要な部分を削ぎ落としてミニマルな仕上がりにしようとしていたのが伝わってきます。
とにかく薄い
PRESSoはなにも入れていない状態で7mm程度と衝撃的な薄さの財布です。
ピケも同等の薄さ、もしくは7mmよりも薄いかもしれません。
こんなに小さいのに小銭入れもお札入れもある
真ん中が小銭入れ。右がお札を入れるところです。
僕は小銭を持たないのでこの撮影のときも入れていません。
お札は3つ折りで入れるように紹介されていましたが、ピケなら2つ折りでも3~4枚くらいなら全然入ります。正直3つ折りにするのは面倒なんですよね。
PRARE(プレリー)のロゴがちゃんと入っている
このPRESSoはdripという会社がガッツリ企画、宣伝をしていますが、PRARE GINZAで製作、製造されています。なのでPRAREのロゴもあって少し高級感があります。
piqué(ピケ)だけの特徴
ここまでの特徴はすべてのPRESSoにいえる特徴ですが、ピケだけの特徴もあります。
- シボ感のあるタフレザー
- 水に強い
- すぐにカード6枚入るようになる
- エイジングは楽しめない
一番の特徴はすぐにカードをたくさん入れれることです。スタンダードなPRESSoはこのミニサイズにガチガチの本革を使っているので、最初の革の固さではなかなかカードが入らないっぽいです。
でも僕はエイジングも楽しみたいので、そっちのほうが合っていたかもしれないなあとも思います。
ちなみにここにきて今更ですが、ピケを選んだ理由はネイビーがあったからです。
特徴はこんな感じ。
実用的な話。PRESSopiqué(ピケ)を使ってみて
ピケのいいところは最初からカードもお札もしっかりと入るので、以前の財布とそこまで変わらない生活ができること。
熟成レザー(ノーマルプレッソ)の場合はカード3枚、札も少し、小銭はキツイ。という段階からスタートするので、いきなり生活が激変する可能性はあります。革が柔らかくなるのも1週間とかでは無理だと思うので、大きな財布も併用しないといけないかもしれません。
その点を考えるとピケの柔らかさはとても大きなメリットです。
実際使い始めてカードがたらない、札がたらないなどと感じ、困ったことは一度もありませんでした。そして4ヶ月使った今は7~8枚のカードが入るようになりました。
たとえば、診察券は普段から入れていないと思いますが、診察券だけのためにほかの財布を使うのは面倒です。そんなときでもピケならプラス1枚くらいなら余裕です。
この写真ではカードが7枚入っている状態ですが、軽く浮いていますね。でもピケは柔らかいので簡単に閉じます。
ポケットに入れているときはもちろん浮いてきませんし、テーブルに置くときは
浮いている方を下にするだけです。
ほぼ手ぶら感覚で外出できる
このサイズ感なので本当になにも持っていないくらいの感覚で外に出れます。
もともと長財布とかは持ちたくない派でしたが、やっぱりサイズ感は最高。
小銭入れはほぼ使っていない
繰り返しになって申し訳ないですが、出かける前にあらかじめ小銭を入れておくという使い方は向いていません。
”お札を崩して出てしまった小銭を一時的に入れる場所”
という使い方が良いと思います。
カードが増えるとICカードの認識は厳しそう
中段のカードスリーブにIC定期を入れれば、PRESSoの背面をタッチするだけで駅の改札も楽々通過。パスケースとしての役割も兼ねています。
と公式で紹介されていましたが、真ん中にnanaco1枚、ほかの場所には2枚ずつ入れていたときに認識してくれませんでした。一応毎回取り出して使っています。
ほかのカードとケンカしてしまって認識できないっぽいですね。
もしかするとカード3枚だけしか入れていないときなら認識してくれるかもしれません。
よく置き忘れる、持って行き忘れる
小さすぎるので会社に何度か忘れたことがあります。
酔っ払ったときなんかは気をつけたほうが良さそう。
でもキャッシュレス化をしようとしている方なら、QUICPayやQRコード決済はもちろんやっていると思うので特に問題ないはずです。
電子決済に意識を向けるきっかけになる財布ともいえるかもしれません。
ちょっと一旦まとめ
ここまで使い勝手を書いてみるとちょっとマイナスポイントが多いように感じてしまいますよね。
今まで使っていたポケットが多い普通の財布からすれば制限が多いのは間違いありません。
でもそれをわかった上で多くの方が買っているんで、自分の中ではマイナスポイントではないと思っていますし、これがキャッシュレス化へのスマートな道のりだなと思っています。
PRESSo piqué(ピケ】の経年変化(4ヶ月)
財布全体を見ると最初と変わった感じはありませんが、カードの角が当たる部分はかなり伸びています。
この部分が一番カードが当たる部分なのでかなり変わってきていますね。
ピケは革が柔らかすぎるので結構早い段階で破れるかもなーという感じはあります。
僕がカードを目一杯入れているので使い方が悪いのかもしれませんが、かなり伸びている印象です。
革が伸びたからといってもカードやお札が落ちたことはありませんので、安心してください。
ただ、中身を全て出したときのクタッとした感じはエイジングではなく劣化のようにも感じてしまいます。サイズがコンパクトな分、形が変化しすぎるのは仕方ないかもしれませんね。
最後に
ここまで長々と紹介してきましたが、本当にいい財布だと思います。
飲み会などでは小さすぎて逆に注目も浴びますし、話題にもなりやすいのでひとつ持っておいて損はないかなーと。最初慣れない場合は会社に行くときだけ使うとか、サブの財布で使ってみるのもいいと思います。
PRESSoを無理やり使ってほしいわけではありませんが、キャッシュレス化の波は間違いなくきていますし、あらがえるものでもありません。キャッシュレス化に意識を向ける意味でもPRESSoは革命的な財布だと感じました。
PRESSoの実物を見た人はだいたい
「え!俺もほしい!!」
とテンションが上がっています。
▼今は多分こっちが人気