6月末にアデニウム アラビカムの種を植えました。
播種から発芽までは『【実生】アデニウム アラビカムを植えるときに使う土は何?デニウム アラビカムの種を植えました』に書いていますが、その後の経過もご紹介。
アデニウムの栽培を始める前も、ほかの植物を育てたことはありますが、夏もなかなか難しい季節だと思っています。
冬ほどではないですが、気を抜くとやられます。
特に1年目はまだまだ弱いので、水をやりすぎると腐る可能性もありました。
それではただの成長記録ですがご覧ください!
目次
アデニウムアラビカム 0か月~3ヶ月までの成長記録
【6月末~9月末のお話】
芽が出そろってからはとても順調。
株がしっかりしてきて直射日光にも当てて冬までに強い株にしようと少しだけ気合いを入れました。
ここ最近は暑さも和らぎはじめ、休眠期が徐々に近づいているのか成長は少し止まり気味です。
1ヶ月経過したころの(7月20日前後)
思っていた以上に成長が早く、日々変化していくのがわかりました。
日々の観察が一番楽しい時期は最初の1ヶ月かもしれません。
双葉が出てから本葉が出るまでは1週間ほどかかりました。少し変化が現れるとそこからは、次々に葉が増えていって1ヶ月経つと見違える姿に。
このころは本当に赤ちゃんのようでかわいかったですね。
- 小さいうちは毎日か1日置きに水やり
- 大きくなってからは、水がしっかりと乾いて2日後に水やり
- 肥料は月に1度(2回でも良さそう)
水やり方法はあくまでも参考程度で。土とアデニウムの様子を観察しながら、水が足りていないことがわかればあげてください。
水やりはとてもむずかしい
アデニウムに限らず、多肉植物は水をやりすぎると根腐れを起こしやすいです。
ぷっくりしてきて水を蓄えられていることがわかれば、水やりの頻度を減らしても良いです。
アデニウムは砂漠で育つ植物です。日本の環境では水が必要ですが、もともと少量の水で成長できるような性質なんですよね。
猛者の方々は毎日直射日光に当てて、水もしっかりやってガンガン育てているみたいです。そのほうが確かに成長は早いようですが少し怖いですね。
2年目に大きくなってから考えようかなと思います。
2ヶ月経過
同じ鉢に3体植えている状態のものもありましたので、2ヶ月目に植え替えをしました。
種まきハウスで育てていても1年目に植え替えは必要なので、妥当な時期だった思っています。(結果は甘かったのですが…)
ほかの方のアデニウムのそだてレポを見ても結1年目で植え替えをしている方はいるので、気にせずに植え替えをしました。
自宅に何個か鉢はありましたが、足らない分も出てきましたので、セメントの鉢を作って植えてみました。
緩やかなペースではありますが、しっかりと成長してくれいています。発芽した株はすべて順調です。
種15粒中11体が残っているので、初めてにしては良い結果じゃないかなー。
日光の当たり具合が影響しているのか、株はどんどん個性的になって、ぷっくりしてくる子や細長くなってしまっている子も出てきました。
一応徒長(無駄に伸びる)対策は一株だけしていたのですが、変化はありません。
徒長対策は難しいですね。
2ヶ月~3ヶ月目:植え替えのストレスで成長が停滞
おそらく植替えのストレスから成長が停滞してしまいました。
なかなか変化が表れなかったので、結構ドキドキの日が続きます…。植替えをしてから明らかに元気がなくなった子も出てきました。
もう少し寒くなれば葉が枯れることもありますが、8月~9月の間に元気がなくなってしまう状況なのは少しピンチです。
成長期に余計なことをしてしまったなーと反省。
成長度合いだけ水に完全に夏が終わってから植替えればよかったかもしれません。
あくまでも予測ですが、もっと成長して強い株にしておく必要はありましたね。
植替えの注意点
植替えで植物に与えてしまうストレスというのは人間にとって手術と同じようなものもいわれます。
- 肥料はダメ
- 水も植替え直後以外は葉水で様子見
- 1日中は日に当てない
普段は植物が喜ぶことでも、植替え直後は必死に頑張っているところにさらに追い打ちをかけるだけのことになってしまうんですね。
いままでの経験からなんとかなるだろうと考えていましたが……難しい!
成長が止まってしまうのは仕方がないことですが、枯れかけてしまう株が出るとは思いませんでした。
成長が止まり枯れかけた原因
始めはセメント鉢がダメだったのかと思いましたが、セメントに植えたアデニウムだけが枯れかけているわけではなかったので、問題なさそうです。
となるとおそらく、水をやるタイミングが早かったか、日に当てすぎたということが原因です。
成長を促すための水やりですが、気がはやりすぎて植物に無理をさせてしまったのかもしれません。
推測でしかないですが、この辺に気を付けて次に活かしたいです。
アデニウムの今後の育て方(越冬に向けて)
冬が苦手なアデニウムを今後どう管理するか。う~ん、かなり迷います。
11月ごろの平均気温はまだ10℃を下回る日が続くわけでもないのですが、夜はなかなか寒いので。
室内の温度を10℃以上に保っておけば、まだまだ成長する可能性はあるので迷いますね。
越冬対策はビニールハウスをDIY
今使っているすのこに柱を4本立てて、ホームセンターでテーブルクロスを買って被せとこうかなと考えています。
あまり自信はありませんが、簡単にできそうですのでまた作ったらアップします。
ビニールで全体を覆うと呼吸が怪しくなりそうなので、まだまだ調べないとダメですが、ビニールを被せば10℃は保てるはず。
Amazonで調べるとこのようなビニールハウスはたくさん出てきました。
サイズが大きくなると数万円しますが、安いものなら2,000円ほどであります。お試しならこれくらいはアリかもしれません。
まとめ
アデニウムは育て方も人によって違います。これからは明け方と日中の気温変動が激しくなりますので、より管理には気をつけたいです。
もう少し寒くなってきたら、夜だけは室内に入れなければ!
それではまた、ビニールハウスを作ったころに(11月中頃)更新予定です。
肥料はAmazonで評価の高い、観葉植物用の液肥「ハイポネックス」を使っていました。