FlexiSpot(フレキシスポット)の電動式昇降デスク「FlexiSpot E7」という新製品について紹介します。
- 在宅でデスクワークが増えた
- 抱っこ紐でお子さんを寝かせながらちょっとした作業をしたい
- 子どもが作業スペースを触るのを回避したい
こんな方におすすめです。
逆にこの製品をおすすめしない方は
- 電動ドライバーがない、もしくは買うのも嫌だ(天板以外はドライバー不要)
- 重たいモノは持てそうにない
- コードを一切見えないように収納したい(頑張ればいけるかも…?)
こんな感じです。
今回はFlexiSpot様から製品を提供していただいて、実際に使用した感想やレビューさせていただこうと思います。
ご提供ありがとうございます。めちゃめちゃほしかったので最高に嬉しいです!!
▼新製品のためAmazonではまだ天板セットはありませんでした。公式ならセット販売もあります。
やりたいやりたい思いつつもやってないけど木製天板と組み合わせるのも良さそう。
目次
なんで昇降デスクが欲しかったか
単純にモノとしての関心もありましたが一応欲しかった理由もあります。
子どもを抱っこしたまま作業をしたかった
うちは3歳と1歳の息子がいまして、1歳の子はまだ抱っこ紐で寝ることも結構あるんですよね。
深い眠りについたときは結構スッと布団に寝かせられますが、なかなか寝てくれなかったときや明け方起きてしまったときは1~2時間くらい抱っこしたままということもざらにあります。
そのまま座ったり一緒に寝転んだりすることもできますが、眠りが浅いときはやっぱり泣いてしまったりすることもしばしば。そういうときってやっぱりスマホをつつくくらいしかやることがなくなるんですが、ぶっちゃけ時間のムダなんですよね。
作業以外でもスマホを見続けるよりPC Kindleなど
作業をしなくてもPC版のKindleを見たりネットサーフィンとかいろいろできることはあります。スマホをずっとつついているとやっぱり手も痛くなるし目も疲れるし…ってことで良いことはなかったんですよね。
で、まあ実際使ってみたんですが、やっぱり立ったまま作業ができるようになるのは最高ですね。これなら在宅ワークだとしても1時間くらいなら抱っこしたまま作業も全然いけるなっと感じました。(在宅じゃないけど)
立つだけじゃなく必要ないときは座れる
最高すぎですよね。 実はスタンディングデスクでも良いかなと思っていたときがあったんですが、実際に立ったまま作業をしてみるとやっぱり座りたいときもあるので”スタンディング”ではなく”上下”できることが最高です。
FlexiSpot E7の特徴と魅力的な部分
- メモリ・ロック・障害物検知機能付き
- 耐荷重:125kg(サイトの製品情報トップを見ると125kgだけど仕様を確認すると100kg)
- 昇降範囲:580-1230mm
スペック的な部分
大きな特徴はまず昇降デスクなので当然ですが机の高さが上下します。そして昇降幅が580-1230mmなので、低い位置にしたときは子ども用の机としても使えるくらい下がるのも魅力的ですね。
耐荷重は125kgなのでデスクトップパソコンを置いたり小さな書類棚を置いたりしても余裕です。
子どもがいても安心な設計
- ロック機能
- セーフティーモーション
子どもはこういうパネルとかめちゃめちゃ好きなのでロック機能はありがたいです。でも大人も絶対ロックをかけ忘れないとは言い切れないので、そんなときは最悪セーフティーモーションに助けられるはず。
セーフティーモーション(障害物検知機能)がついているので、うちの場合だったら仮に子どもが操作して机の下に潜り込んでパニックになったとしても途中で止まってくれると信じてます。
ただ、停止するには大きな衝撃がないと止まらないようなので、子どもは少し怖い思いをしてしまうかもしれません。
【セーフティーモーションの使い方】
上下ボタンを同時推しで感度を0,1,2,3の4段階調整ができる。初期設定は0でOFFの状態。
【感知レベル】
モノを感知して動きが遅くなり最終的に停止すると思っていましたが(検知センサー)、モノにぶつかって大きな衝撃を感じたらストップして上に戻るそうです。
なので、子どもがいるのを感知して動かなくなるわけではなく当たってから初めて戻っていくようです(痛い思いはすると思うからやっぱりロックは徹底したほうが無難)
【一応椅子とか自分の手で検証】
椅子:椅子に軽く当たったくらいでは感知しない(怖かったのですぐに引いた)
手:動いているときに強めに押したら感知して戻った
(メーカーにセーフティー機能が作動する条件を確認して記載しています)
天板について
- 長さ範囲:120~210cm
- 奥行範囲:60~80cm
- 厚み範囲:2cm以上
天板は結構大きなサイズを置くことができます。特に横幅は210cmまで対応しているので、マルチモニタをやりたい場合も余裕です。
僕はこれまでオリジナルのデスクを使っていましたが、それが天板の奥行が50cmなんですよね。もし50cm~80cmに対応していたらそのまま流用できたなーと思ったりはしました。
天板は竹製らしいのですが、まあここに関しては一般的なデスクの天板って感じで「質感が最高です!」ってほどではありません。
カラーバリエーションは4色▼
- ブラック
- マホガニー
- メープル
- ホワイト
とお部屋の雰囲気や好きな色合いに合わせられるのは良いポイントです。
天板は少し特徴的なデザインがよければ中心がラウンドしているタイプもあるので、こちらもなかなか良さそうかなと思いました。それこそ抱っこしながらならこっちの方が良いかもです。
梱包サイズとか組み立てなど
でっかいのが届くよ
まず梱包サイズはバカでかく重たいです。
天板とフレーム2個口で届き製品重量は
- フレーム35キロくらい
- 15キロくらい(サイズによる)
僕は2階へ持って上がったんですがまあまあしんどかったです。
重さはありますが、それだけ剛性がしっかりしているということで逆に安心感もありますね。
組み立て
組み立てはざっくり感想を。
- 重いけど持てるなら誰でも組み立てられる
- 女性は重ささえクリアすればいけるかな…(正直最後ひっくり返すときはかなりキツイかもです)
- 天板以外は付属の六角レンチで楽々組み立て
- ネジもパーツ別でアルファベットが記載されて袋に分けられていてわかりやすい
- 作業工程はかなり少ない
- 電源ボックスは設置されているので楽(めちゃ重い)
- 天板はインパクトか電動ドライバーがないと多分無理
- 重いけど簡単
- 説明書は親切だと思う
- 電動ドライバーが必要かどうかはAmazonやサイトにキチンと書いた方が良さそう(買う前に知りたいよね)
▼多分こういうのでいけると思うけど僕はインパクトでやりました
ケーブルどうする問題
モニターのケーブルはこんなやつで解決できるかもですが、
本体のコードはカバーもあってありがたいんですが、昇降分はやっぱり出しておかないといけないので今後どうするか考えたいですね。綺麗にまとめたい。
作業時間と所感
おそらくですが、1時間ほどあればできると思います。
僕は動画を撮ったり、写真を撮ったりダラダラしてたので2時間くらいでしたが、まあそんなに時間がかかるものでもありません。
組み立て以上に、今までの作業スペースの撤去+PC設置などがかなりかかったのでそこまで含めると3時間くらいでした。
僕はこういう作業は家族が寝てからなので23時~スマホ見たりしながら3時くらいまでやってたかなーと思います。
最初はインパクトが必要と思っていなかったので夜でも良いかなと思いましたが、2時くらいにインパクトで軽くバリバリやったのはバカだなと思いました。
製品についてのレビュー
製品についての感想を軽くまとめます
梱包サイズ | バカでかい(×2) |
組み立て | 誰でもできる (持ち上げられるかが問題) |
質感 | 普通 (環境に配慮した素材に好感度アップ) |
操作性 | ・タッチパネルで簡単 ・ロック機能はありがたい ・メモリ機能が便利すぎる |
昇降音 | 比較的静か |
昇降時の振動 | フレームがしっかりしているので振動はない |
安全性 | ・セーフティーモーション ・チャイルドロック |
昇降は実際に使う? | ・大幅に昇降することは少し忘れがち ・体勢を変えたいときの微調整はめちゃくちゃ最高 |
微妙な点 | ・天板の質感 (悪くはないけどあえて書くならここ) ・作業をしていると息子がたまに起きる (製品のせいではない) |
備考 | モニターのコードとかは整理しにくくなる 伸縮しないといけないので |
昇降はやっぱり便利?
使用感は想像以上に良いです。製品はもちろんよかったんですが、正直どこかで
- 昇降するかな…
- 立って作業するかな…
と思っていたんですが、座ったり立ったりっていうのは正直忘れがちです。
でも体勢を変えたいときには少し高さを変えられるのがとても便利です。
- ぴしっと背筋を伸ばしたいときもある
- 浅く座ってだらけて作業したいときもある
- あぐらをかきたいときもある
- 立ちながら作業してるときはちょっと肘をつきたかったりする
人間そんなにピシッとしてられないので、こういうとき微妙に高さを調整すると結構楽なんですよね。あ、あともともと使っていた机の高さも微妙にしくったなーと思っていたので、微調整できるようになってすごく助かっています。
自分に本当にあったデスクの高さを知ることもできるかもしれません。今のところ、前のデスクより2cmくらい低い位置が僕の適性っぽい感じです。
あ、あとですね使わないときはデスクの高さをあげておけば子どもが触ることもできない高さになっていて助かってます。ただ、触れない位置にあることで前より興味はわいているようですが笑
操作パネルのメモリ機能が最高
メモリ機能は本当に最高です。
メモリ機能があることで4つの高さを記憶することができるので、自分にあった高さを設定しておけばボタンひとつで高さを変えられます。上下ボタンを長押しする必要がないので昇降スピードが速くなくてもこれでストレスは感じません。
体への負担は軽減する?
セイルチェアというデスクチェアを買ってから作業中の姿勢はそこそこ改善したのですが、一度作業を始めるとなかなか体勢を変えずに没頭してしまうこともよくあります。
なので長時間同じ姿勢になってしまうこともよくあるので、机の位置を高くすると少し休むきっかけになるんですよね。
猫背、巻肩にはなりにくいかも
専門家じゃないので何とも言えませんが、座っているときよりも肩は前にいっていないような気はしています。
抱っこ中はやっぱり楽
僕はやっぱりこれですね。 腰がめちゃめちゃ楽だし抱っこしながら作業できるのは本当に嬉しいです。
これが目的だったので、いつも抱っこしながらスマホをいじっているときとは体への負担が全然違いますね。
立ったまま作業するのは実際どう?
実際に一日中立ったままでしたら今度は足への負担がすごいことになりますのでキツイかなと思います。でも昇降デスクは座ることもできるのでやっぱり楽かなと思います。
僕は足が疲れやすいのでこういうゴツイサンダルを履いてます。ダサいけど
▼あとはこういうマットがあれば素足でも楽かもしれません。立ったままはやっぱり疲れますからね。
まとめ
というわけで今回は電動昇降デスクをレビューしてみました。 もともと欲しかったモノなので満足しそうなことは使う前から分かっていたのですが、実際に使ってみて良さがわかりました。
体への負担を軽減すること+子育て中や在宅ワークにまじでぴったり。
電動で動いてセーフティー機能もついていて天板ありで6万円はとても安いなと思いました。(国内他メーカーは15万前後)
僕がDIYしたデスクは自分で材料を用意して2万でしたので、普通にこのくらいのサイズ感の机を買おうとしたら4万円くらいはするんじゃないかなと。そこにさらに電動昇降付きですから。
僕ももしかしたらこのデスクがいらなくなるときもくるかもしれませんが、そうなっても子どもが使える高さに調整することができる点も最高です。
追記:エラーコードASR(A5R?) エラーについて
エラーコードASR、A5Rというものが出たときには下↓ボタンだけが作動します。一番下まで下ろし切ったあとエラーが解除されるので試してみてください。
調べているとこちらのツイートを見つけてすごく参考になりました。ありがとうございます。