お盆休み中に暇な日が1日あったので、簡単にDIYをしました。
以前からディスプレイ用のウォールシェルフを作りたいと思っていたのですが、暑くなってしまったので、なかなか動くことができていませんでした。
ですが、よくよく考えてみると、ディスプレイ用の棚なら簡単に作れるし、何より、外での作業時間は1時間程度で済むのでとても簡単です。
ということで、パパっとDIYしたのでご紹介します。
「ウォールシェルフってどんなもの?」ってご意見もあると思いますが、詳しいご紹介は下の記事を参考にしてみてください。
我が家では、キッチンに食器棚を作っています。
目次
ウォールシェルフを超簡単にDIY
今回作るウォールシェルフはアイアンのブラケットを使うので、とても簡単です。
特にこだわりはなく、とにかく楽にサクッと短時間で雰囲気だけでもオシャレになれば良いなと。
それくらいラフな感じでやりました。
ウォールシェルフの作り方自体はとても簡単ですが、注意点もありますのでそこだけは読んでいただけたらと思っています。
当分完成品が出てこないので、とりあえず結果はこんな感じ↓↓
とりあえず、材料はほとんどないので買い出しへ。必要なモノはしっかりとメモっす!
作業のおおまかな流れ(前半戦)
- 棚のサイズを測る
- ブラケットの数を決める
- 足りない材料をピックアップ
- 削る
- 塗る
- 設置する
- 完成
棚の位置決め


この辺に棚を付けます。
このときに重要なのが、どこからどこまで棚を付けるか。棚の横幅ですね。本当に重要なので、これだけは決めて材料調達に行きましょう。
ウォールシェルフの場合は、ビスを打ち付ける箇所に柱が必要なので、柱があるかないかだけは確認しておいてください。
柱の確認方法
確認の仕方は、下地センサー+下地探し針です。ダブルで確認する理由は、
- 下地センサーだけだと失敗する場合がある
- 下地探し針だけだと、あてもなく穴を開けるだけになるので、ざっくりと下地センサーで探す必要はある
なので、壁の中の柱を探すには下地センサー→下地針の順番でやると確実です。
今回付けるような狭い壁ならだいたいは
【端⇔端】
には付いていると思います。ないとヤバイですね。
柱がないところにビスを打つとどうなる?
石膏ボードにビスを打っているだけでは、いずれぐにゃ~って落ちてくると思います。
参考までに、

カーテンを束ねるためのフックですが、こんなに軽いモノですら落ちてくるので、棚を長期間支えることは厳しいです!
石膏ボードでDIYする方法もあるんですが、長くなるのでまた別の記事でご紹介します。キッチンの棚では軽く触れていますので、良かったらご覧ください。
ウォールシェルフをDIYする場合、取り付け方法だけは注意してくださいね。うちは同じような棚がたくさんありますが、初めて作ったウォールシェルフは結構手こずりました。
材料調達!雑貨屋とホームセンターに行くよ!
今回は壁に1枚棚板を設置するだけなので、材料もめちゃめちゃ少ないです。
長い間DIYをしていなかったため、塗料が固まってしまいまして、その分だけ材料費は増えました。
買ったモノ | 金額 |
棚板ワンバイシックス1枚 (920×140×19) | 900円くらい |
塗料オイルステイン | 800円くらい |
アイアンブラケット | 1,080円 |
合計 | 3,000円弱 |
刷毛(ハケ)もなかったんですが、綺麗に塗るつもりはなかったので、ボロいTシャツを破って使いました。あとは、ワックスもあれば良いですね。
Tシャツって結構塗りやすいんですよね。
ここまで用意できればほぼほぼ完成したようなもんです。大変なのは段取りで、実際の作業時間は2時間も必要ないんです。
だから今回のDIYはとても簡単でサクッとできてしまいます。

ウォールシェルフを実際にDIY

大まかな作業工程は書きましたが、実際にどんな作業をするのかをご紹介。
今回は木材をカットすることもなく、販売されている材料そのものを使いました。ちょうど良い長さがあったのでラッキー。
サンダーで削る

削るってか研磨します。
サンダーでガーッと削って、木材の表面をそこそこ滑らかにして、

こういう切りっぱなしのところを丸くします。ケガ防止と、見栄えを良くするためです。
ホームセンターの材料なので、品番みたいなのが書かれていますが、壁側にして見えないように設置するので消えなくても気にしない。
ディスプレイ用なので簡単に仕上げる
サンダーにつけるペーパーは120番のみで終わらせました。これがもしダイニングテーブルだったら、
60番→120番→320番→800番→1500番
という風にどんどんペーパーの目を細かくして、塗料やワックスを塗らずともツヤが出るくらいまで削っていきます。
しかし、今回はディスプレイ用の棚板なので、そこまで頑張りませんでした。
ダイニングテーブルを作った時は、ペーパーがけを2時間くらいしたので、本当にツヤツヤになりました。こだわる方はぜひ参考にしてみてください。手触りもよくとても気持ちが良いのですが、本当に疲れます。笑
オイルステインで塗る

いつもはオールドビレッジ製のウッドステインを使うのですが、今回はホームセンターで安く売っていたオイルステインを使用。
いつもは少し高い自然塗料なんですが、今回使った塗料もノビが良くてなかなか塗りやすかったです。

手順
- いらないTシャツに塗料をつけてサーっと塗る
↓ - 少し乾かしてサーっと拭く
↓ - 塗料を2度塗り(深みが出る!)
↓ - タッチアップダークで仕上げ(深みが出る+ワックス効果!)

塗料を2度塗りしたあとはタッチアップダークというワックスで、木目にそって塗っていくと色に深みがでます。
墨汁のような匂いですが、結構良い感じの仕上がりになるので、気に入っています。(匂いはすぐに消えますよ!)

傷があるところに無理やり染み込ませると、逆に味が出るのでおすすめです。塗装はこれで終わり!
夏なので、2時間くらい放置すればそこそこ乾きます。一応一晩置いた方が良いのですが、今回は乾いたかな〜ってくらいの段階で軽く拭き取ってオッケーにしました。
木材を乾かしている間に壁に穴を開けて、アイアンのブラケットを付けておきます。
アイアンブラケットを設置

雑貨屋で1,080円です。
ビスをふたつつけれるので、強度もなかなか良い感じ。
前半に紹介した、下地探しセンサーと針を使って間柱に穴を開け、棚受けを付けます。

高さはなるべく水平に。水平器があると便利だなーと思ったんですが、iPhoneならコンパスを起動してスワイプしたら水平器になります。便利なのでぜひお試しください。

アイアンブラケットを使う時の注意点

ブラケットには専用のビスが付いています。結構盲点なんですが、これは壁に打ち付けるためのビスとしては使わない方が無難です。理由は短いから。
石膏ボードのさらに先に柱があるので、それなりにビスの長さがないとまずいんですよね。
せっかく柱があるところに打ち付けても、ビスの先っぽしか刺さらなかったら意味がありません。
- 通常ビスを打ち込む板の2.5倍の長さがあるとちょうど良い強度になる
- 間柱には30mmほどビスが打ち込まれていれば良いという意見が多い
- 50mm以上のビスを使っておけば問題ない
- 長すぎると、間柱を突き抜けて割れてしまう可能性もある
こんな感じです。
長めのビスを用意しましょう。ブラケットがゴツい場合はそれも考慮してください。
ブラケットの強度について
今回は軽いディスプレイをするだけなんで大丈夫ですが、

こんな感じで、つっかえがあるタイプも売っているので、強度が気になる場合はご検討ください。デザイン的にはない方が好きです。
そんなこんなで、塗装が乾いたので棚を乗せてみました。
ウォールシェルフ完成!植物用の棚にしたよ!




こんな感じです!木材の方にはブラケットに付属のビスを付けています。
なるべく日の当たる場所を選んで作ったつもりですが、やっぱり天気の良い日はここに植物を置きっ放しにするのはかわいそうなんで、置いたり置かなかったりになると思います。
カメラもひとつは壊れていますが、もうひとつは普通に使っているので…なにを置こうかな。笑
作業時間や必要なモノまとめ
ここに何を置くかはこれからどんどん変わりそうですが、かなりお気に入りの場所になりました。
作る前は微妙な反応だった奥さんも気に入ってくれたので一安心です。笑
では最後にいろんな情報についてのまとめをします。
作業内容と作業時間の内訳
作業内容 | 時間 |
段取り | 30分くらい |
ペーパー | 5分 |
塗装 | 10分 |
塗装の乾燥時間 | 2~3時間 (実際はもっと乾かした方が良い) |
取り付け位置決め | 15分 |
設置いろいろ | 10分 |
合計 | 4時間10分 |
超短時間です!実際、塗装を乾かしている時間はDIYしていない時間なので、1時間ほどでこの棚は作れます。かなりコスパが良い!
賃貸ではなかなか壁に穴を開けるのも厳しいと思いますが、(ディアウォールはアリ)本当に簡単にできるのでおすすめのDIYです。
柱があるかないかは重要なので、その辺の説明でダラダラと書いてしまいましたが、意味がわかれば簡単な話なんで、ぜひウォールシェルフにもチャレンジしてみてください!
あとはここまで必要なモノをいろいろ紹介してきましたので、最後に並べておきます。
ウォールシェルフを作る時にあると便利なモノ
良い場所に柱がない場合は使ってみると良いかも!レビューの☆1の意見もご覧になってから判断してください。
ワトコオイルを使ったわけではありませんが、匂い以外は間違いない塗料です。笑