『エスプレッソやラテが好きな方におすすめのマキネッタ』
自宅で手軽においしいコーヒーを飲むための道具で『マキネッタ(モカエキスプレス)』というモノがあります。
直火式エスプレッソマシンと呼ばれるコーヒー器具で、お店のエスプレッソマシンとは違いどなたでも扱うことができます。
「自宅でもエスプレッソのように濃厚なコーヒーを飲みたい」
こんな方におすすめです。
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マキネッタで淹れるときのコツまとめ(チェックポイント)
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マキネッタを使ったコーヒーの淹れ方
マキネッタの使い方はとても簡単です。
器具と豆があれば、どなたでもおいしいコーヒーを淹れることができます。
各パーツの名前

左からボイラー・バスケット・サーバーです。
- ボイラー:水を入れておくところ
- バスケット:コーヒーの粉が入るところ
- サーバー:抽出されたコーヒーが溜まるところ
抽出中、内部はどうなっているか詳しく知りたい方は下の記事が参考になります。
マキネッタの使い方の手順
- サーバーに水を入れておく
- コーヒー豆の量をはかる
- 豆を細挽きで挽く
- バスケットに粉になった豆をセット
- しっかりと蓋を締める
- 弱火にかける
- 抽出が始まったら音をしっかりと聞く
- 完成!
という流れになるのですが、イメージしやすいように写真でお伝えします。
コーヒーができるまで (マキネッタ3カップ用)

作り方は豆の挽き方・水の量が人によって違う部分もあります。
僕はおいしいコーヒーがしっかりと抽出されれば問題ないと思っていますので、分量は好みを探し当ててください。
サーバーに水を入れておく

水の量は3カップの場合150mlくらい。160ml・170mlも試したことがありますが、僕は150mlが好き。
アイスコーヒーやアイスカフェラテにする場合は100cc。豆の量は変えずに水の量だけ減らしています。
バルブのようなものがありますので、それを超えないようにしてください。水を入れすぎると薄くなってしまいます。
※豆の量を変えない理由は密閉度が変わって圧のかかり方も変わってしまうから
コーヒー豆の量を計る

豆をセットするために、最初に量をはかります。豆の量は3カップに対して20g。 18gで作っている方もいますので、18g〜20gくらいでちょうど良いと思います。
先程豆の量は変えないと書きましたが、ここで好みの豆の量を決めてそれ以降はあまり変えないようにします。
感覚でも大丈夫淹れれますが、、豆がもったいないので挽きすぎないためにも計量したほうが無難です。
豆を細挽きで挽く

直火式エスプレッソマシンとは言いますが、実はマキネッタで淹れたコーヒーは「モカコーヒー」という名称です。
だから豆は極細挽きである必要はありません。バスケットに粉が詰まってしまって、抽出が始まらない可能性があるため、細挽きがちょうど良いのです。
ナイスカットミルなら1番です。
バスケットに粉になった豆をセット

挽いて粉になったコーヒー豆をバスケットにセットします。このとき、綺麗に平らにするか少しこんもりさせるかというのが、人によって意見が分かれているんです。
僕は気持ちこんもりさせていますが、基本的にはバスケットにすり切りでオッケーです。

ちょっと大袈裟にしていますが、こんな感じでセットする方もいました。入れすぎると蓋(サーバー)が締まらないので注意です。
もう1点注意して欲しいのが、バスケットの周りのアルミ部分に粉が乗っていないようにすること。ここに粉が残っていると、抽出中にコーヒーが横から漏れます。
しっかりと蓋を締める

グイっと締めてください。
しつこいですが、しっかりと締まっていなければコーヒーが漏れてしまいます。
弱火にかける

弱火~中火でゆっくりと抽出していきます。朝急いでいるときは強火でやっちゃってますが…笑
直火式と言いながら我が家は火がありません。なので、IH未対応の電気コンロのところで熱しています。
アリなのかはわからないですけど、問題なく抽出できています。
電気コンロも買ったのですが火が弱すぎて使うのをやめました。
IHを使う裏技?

マキネッタとやかんを半々で置いて、やかんを加熱しながらマキネッタにも熱が伝わるようにすればIHでも使えるみたいです。
(試したことはありません。)
- 電気調理器では使える
- IHは使えない(裏技あり?)
- 弱火から中火でじっくりコトコト
▼コンロのご家庭の場合はマキネッタが乗るサイズの五徳を買って使ってください。
抽出が始まったら音をしっかりと聞く

※撮影用に開けていますが、飛び散ることもありますので開けないでください。
抽出が始まったらかすかに音が聞こえてきます。
この時点ではほとんどわからないのですが、抽出が終わった頃にはコポコポと「終わったよー」って感じで音が鳴り始めるので、すぐに火から離してください。
コーヒーが焦げ付いてしまったら味が変化してしまうためです。
クレマについて
写真でわずかにクレマ(泡のようなもの)が見えるので、少し触れておきます。
マキネッタではクレマはほとんど出ないようです。豆の鮮度にもよるのでしょうが、この器具よりもワンランク上のブリッカでは綺麗なクレマを出せるみたいです。
ブリッカ(今回紹介しているマキネッタとは少し異なります)
- クレマを作りやすい
- 作りがしっかりとしている
- マキネッタに比べ少し高圧
- 値段は少し高め
ブリッカの特徴はこんな感じです。
完成!

これで完成です!
グラスが曇ったので写真はこんな感じで!おいしいエスプレッソ(モカコーヒー)ができました!
マキネッタあれこれ
飲めるコーヒーの種類
このコーヒーはモカと言っても高濃度で抽出していますので、すごく苦いです!エスプレッソをなにも入れずに飲むのも良いですが、いろいろ試してみちゃいましょう。
- エスプレッソ(モカコーヒー)
- アメリカン(カッフェアメリカーノ)
- アイスアメリカーノ
- カフェラテ
- アイスカフェラテ
- カプチーノ
この辺もまた改めて書けるようにいろいろ試してみたいです。僕はもっぱらアイスカフェラテ派です!
コーヒーができるまでの時間
火の強さにもよりますが中火だと4分程度でできます。
強火の状態でしたら、3分くらいで上がってきています。
使用後の洗浄について
これが簡単なのですが、ただ水洗いをするだけ!本当にこれだけで良いのかなという感じはしますが洗剤はNG。
使い込めばどんどん良い味を出してくます。
2台目を買ってみて、使い込んだマキネッタの使いやすさがやっとわかりました。
抽出方法をおさらい
長くなったのでポイントをまとめます。
- 水は150cc(アイスの時は100cc)
- 豆の量は20g
- 豆はこんもりさせてもすり切りでもどちらでもOK
- アルミのフチに乗った粉には気をつける
- 弱火から中火でゆっくり抽出する方がおいしい
- 抽出が終わったらコポコポと音がなるので注意深く聞く
- クレマは出にくい
- 抽出時間は4分ほど
思った以上に簡単なので、是非試してみてください。
マキネッタのために買っているコーヒー豆
カフェロッソのラテアートは間違いない

豆は島根県の『カフェロッソ』というお店のラテアートを使用しています。
今まで何種類か試しましたが、これが一番好きです。もう1年くらいは買い続けていますね。

通販で購入しているのですが、届いたときのツヤツヤ度合いには感動します。めちゃめちゃ綺麗!
本来ならば極細挽きにして、ちゃんとしたエスプレッソマシンで抽出してあげたほうが良いんですけどね。
illyもおすすめ!
ほかにはilly(イリー)というコーヒーの粉も試しました。
こちらはマキネッタを作っている会社(ビアレッティ)がおすすめする粉です。(豆もある)
コーヒーミルやグラインダーを持っていなくても、これがあればおいしいコーヒーを淹れる事ができるようになります。
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マキネッタの淹れ方まとめ
マキネッタの淹れ方はこんな感じです。
もし、このブログを見て興味が出てきたという方は一度マキネッタを試してみてください。
コーヒー好きな方にとってはすごく良い道具だと思います。
ちょっと手をかけるだけで、毎日のコーヒーがより素晴らしいものになりますので本当におすすめです。
心の奥底でも良いので、マキネッタ(モカエキスプレス)を覚えておいてください。
僕は大好きです。
▼マキネッタの使い方やコツをまとめたページ。
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モカエキスプレス(マキネッタ)
小さくてかわいい。
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