天台宗・青蓮院門跡はとても静かで居心地の良いお寺でした。
京都在住の奥さんの友人に「静かで落ち着いて、人が少ない場所に行きたい」と聞いたところ教えてもらったのが『青蓮院』
恥ずかしながら、今回京都に行くまでは、全く知らないお寺だったのですが本当に行ってよかったです。定番の観光プランからは少しずれていますが、僕らと同じようにちょっと落ち着きたいという方はご検討ください。
※一般的にはすごく有名だと思います。
目次
京都『天台宗 青蓮院門跡(しょうれんいん)』
天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つ、青蓮院門跡とのことで簡単にいえば、天台宗のお寺の中でも相当に高位なお寺です。
僕が学んだこと
- 青蓮院門跡は天台宗のお寺
- 門跡とは天皇や公家が住職を務めるお寺のこと
- 天明の大火のときに天皇も避難していたこともあった(後桜町天皇)
- 親鸞聖人が出家したお寺(9歳のとき)
Link:青蓮院
そんなにたくさんの情報が頭に入っているわけではないので、難しい話は青蓮院のWEBサイトをご覧ください。
この日の午前中に親鸞が宗祖の東本願寺にも行ったので、9歳の時に親鸞が出家したお寺ということを知り、すごく気持ちがたかぶりました。
このお寺にある樹齢800年の5本の大楠(くすのき)は親鸞が植えたものだそうです。
わかりにくいですが、多分上の写真の右側の木(根っこ)もおそらく楠です。(光の感じを取りたかっただけの写真w)
京都旅行2日目は親鸞にふれる機会が多かったですね。笑
華頂殿(かちょうでん)のインパクトがすごい
華頂殿は入り口を進んですぐの場所です。
たくさんの人が縁側に座って休まれていました。僕らも10分くらいはゆっくりしたり写真を撮ったりしたのですが、本当に落ち着く場所でした。
縁側の方にたくさん人が集まっていましたが、反対側は誰もいなかったので結構穴場です。僕と息子くんだけでした。笑
庭園に癒される
青蓮院は庭園が素晴らしくとても癒されます。緑豊かで芝も綺麗に手入れされているので、お寺の中だけではなくぜひ散歩をしてみてください。
池泉回遊式庭園という室町時代に発展した日本庭園の様式の一つで、園内を回遊できるようになっています。
入り口付近の華頂殿ではたくさんの観光客を見かけましたが、意外と歩いている方は少なかったんですよね。庭に出ずに帰っている方も多いのかなあと思いました。(なんとなくですが)
僕個人の感想ですが、かなりもったいないと思うので、庭園にも出て、宸殿(しんでん)前の庭にも行っていただきたいです。往復せずに、ぐるっと回ってそのまま帰れますので、そんなに時間もかかりません。時間があればぜひ
見どころが満載の青蓮院
大まかにピックアップしましたが、何がよかったかというと
- 京都の観光地のわりに人が少ない
- 観光客の方が静か
- 落ち着く場所
- 庭園が素敵
- 写真を撮っていて楽しい
こんなところです。素敵な写真をたくさん撮れるので、日本の方も外国の方もすごいカメラでパシャパシャしまくっていました。
境内や偉い方の寝室は撮影禁止となっているので、撮影禁止のプレートがないかどうか確認してください。
というわけで最後にダダダッといきます。
最後になりましたが、青蓮院の場所は平安神宮から5分、八坂神社から10分ほどの距離にあります。
がっつり楽しめば1時間ほどかかるはず。お寺のあとに一休みしたい方は、『.S(ドットエス)』というコーヒースタンドもすごくよかったのでぜひ行ってみてください。
お寺情報
寺院名 | 青蓮院門跡 |
住所 | 京都市下京区烏丸通七条上る |
MAP | 青蓮院GoogleMap |
TEL | 0755612345 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
拝観料 | 大人500円 中高生400円 小学生200円 |
駐車場 | 参拝者は無料 |
ジャンル | お寺(天台宗) |
Web | 青蓮院 拝観ご案内 |
特徴 | 素晴らしい庭園 落ち着く 観光客が少なめ |
親鸞が気になり出した方はぜひ東本願寺へ!