圧巻の別子銅山!東洋のマチュピチュは期待以上の観光スポット

※この記事はアフィリエイト広告を含みます

銅山跡地と言えばどこ?と聞かれれば『別子銅山』をすぐさま連想させる方も多いはず。それほどまでに有名なこの場所は『東洋のマチュピチュという別の名前も持っています。

日本でも「マチュピチュ」に例えられる観光地は数カ所あります。

  • 兵庫の竹田城跡
  • 岡山の備中松山城
  • 福井の越前大野城
  • 三重の赤城城跡

この中では竹田城のみ行ったことがあるのですが、別子銅山もそれに劣らぬ素晴らしさでしたのでご紹介したいと思います。

別子銅山の歴史

東洋のマチュピチュ 別子銅山

銅山として機能していた最盛期には、労働者とその家族が3,800人ほど生活をしていたそうです。
この場所が発展しなければ、住友が巨大財閥へと成長発展を遂げることができたかどうか。それほどまでに住友に大きな影響を与えた場所です。

今は道が整備されていますが、昔はこの銅山で働く方々は通うという選択肢はありませんでした。銅山が栄えた当時は、一つの町としてこの場所は栄えており学校まであったみたいです。

東洋のマチュピチュ 別子銅山

この別子銅山が機能していた頃には労働者の中から犠牲となってしまった方もおられるそうです。

観光地化をただただ喜んでいては、「住友の発展を支えた方々に申し訳が立たない」と言う意見もあることから、気軽に見学ができる場所は一部だけとなっています。

山の南側を歩いてこそ別子銅山の歴史に触れることができると「山中にそびえる「東洋のマチュピチュ」別子銅山跡 / 日本経済新聞」の記事に書いてあります。

時間に余裕を持ってそのあたりも見てみたいなあとつくづく思います。

別子銅山・東平(とうなる)へのアクセスはお車で

東洋のマチュピチュ 別子銅山

別子銅山跡のメインである東平(とうなる)へのアクセスは、マイントピア別子からおよそ30分。

道は結構狭いのですが車で行けますし、マイントピア別子からバスも出ています。バスで行けば語り部付きで良いスポットを教えてくれるみたいですので、より観光を楽しみたい方にはおすすめです。

東洋のマチュピチュ観光バス」は二時間コースです。お申し込みをしなければ乗れませんのでご注意を。時間がある方は車で行って自由にいろんな場所を歩き回ってみるのも良いと思います。

『東洋のマチュピチュ』の観光ルート

遠くから写真を撮影してみるだけでも十分に楽しめる場所なのですが、やっぱり近くまで行って一つ一つをまじまじと見てもらいたいなあと思います。

貯蔵庫

東洋のマチュピチュ 別子銅山

別子銅山で思い浮かぶのはまず、貯蔵庫だと思います。
この建物がメインとなっているのですが、上から見下ろして驚き、下から見上げては、その大きさに圧倒されます。

東洋のマチュピチュ 別子銅山

レンガで作られていることが、その雰囲気をまたさらに壮大な物にさせている気がします。

220段のインクライン

別子銅山

200段以上の階段は今は遊歩道として使われていますが、昔は東平に運ばれてきた物資を引き上げるためのインクラインとして使われていたみたいです。

小マンプ

東洋のマチュピチュ 別子銅山

通洞を抜けた先にある短いトンネルはマンプと呼ばれていたみたいです。現在は鉱山運搬機器の展示をしています。

短くて豪快な滝

東洋のマチュピチュ 別子銅山

そして、貯蔵庫から10分ほど歩いた場所にあるこの滝。

駐車場のような場所がありその奥には滝がありました。駐車場辺りに来ると一気に気温が下がり、少し不気味な感じがしました。体感できるほどのマイナスイオンはこの場所では異様な感じもします。

ですが、滝自体は透明度も高くすばらしく綺麗なものでした。

最後にまとめ

東洋のマチュピチュ 別子銅山

ここまでざっくり紹介してきましたが、別子銅山跡の雰囲気は伝わったでしょうか。

一度は行ってみたい観光地でしたのでものすごく興奮しました。歴史好きとしてはかなり心躍る場所だと思います。建物、特に貯蔵庫を上から見ているとなんとなくゾクゾクしてくる感じがします。

この場所は想像力を膨らませるのもひとつの楽しみ方ですので、少しだけ勉強してから遊びに行くとより楽しめると思います。

道中、車の運転だけは気をつけてください!

観光地情報

マイントピア別子(別子銅山)
住所愛媛県新居浜市立川707-3
TEL0897431801
料金・大人: 1,200円
・子ども: 640円
・3歳以上 : 300円
ジャンル銅山跡地・歴史建造物
Webマイントピア別子 Webサイト
近隣情報今治のタオル美術館
特徴・銅山跡地
・銅山以外も圧巻の風景

マイントピア別子から車かバスで東平記念館を目指すと貯蔵庫などを見ることができます

関連記事