9月下旬に京都旅行に行き、宿泊先のホテルカンラ京都のすぐそばにたまたまあった『東本願寺』
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やたらとでかいお寺があるなあと思いながら、前日の晩に一人で歩いていたのですが、まさか東本願寺とは思いませんでした。
このときはホテルから離れた安い駐車場に停めて、一人寂しく歩いていたところだったのでハンパなく急ぎ足。
「このお寺の分だけ歩かないとホテルにたどり着かんやないか!」 と早く過ぎ去ってほしい気持ちしかなかったんですよね。
小学校のときに修学旅行でいろんなお寺を回りましたが、東本願寺は参拝も、目にしたのも初めてのこと。
まさかまさか、駅のすぐそばにこんな大きなお寺さんがあるなんて思っていませんでした。京都の方からすれば日常かもしれませんが、他県の僕からすれば街の中心にまさかの東本願寺!
前日には心の中で悪態をついてしまいましたが、しっかりと翌日に親鸞(しんらん)様に謝ったのでお許しは頂けたはず。
それでは写真中心さくっとご覧ください!
注意!
東本願寺の建物の中は撮影禁止です。
目次
親鸞のために建立された『東本願寺』
勉強は苦手ですが歴史は好きでした。
特に日本史が好きだったんですが、正直あまり親鸞に関心がわいたことはなく、この日まで軽く見ていました。
とはいえ、そんなに深刻に語るほどのことでもなく、「親鸞は自分の想像していた100倍くらいすごい方だった」と強く強く感じただけの話です。
ちなみに東本願寺のあとに行った青蓮院でも親鸞が出てきてしまって…京都では親鸞だらけでした。笑
東本願寺について
- 東本願寺は浄土真宗の「真宗大谷派」の本山
- 真宗大谷派の宗祖は親鸞
- 親鸞亡き後に御真影を安置する廟堂が建てられたのが東本願寺の始まり
>>>東本願寺とは
御影堂門
御影堂門。
これで門だから衝撃的。外から見たときはこの御影堂門しか見えませんが、それでも圧倒されます。大きすぎて僕のFUJIFILM X100Fでは撮りきれません。
御影堂・阿弥陀堂
御影堂、阿弥陀堂。
御影堂は現存する木造建築物の中で世界最大です。正直、すごすぎて言葉も出ないほどでした。時間があれば2時間くらい寝ていたい。
なんとこの日は年に2度しかない『永代経総経法要』
この日は9月24日。なんと運良く、真宗本廟では春と秋に年2回勤められている永代経総経が行われていました。
今年は全国から3000人もの方が参られていたそうです。
本当にたまたまこの日に来てしまってすごい人だったのですが、スケールがでかすぎて鳥肌がやばかったです。震える。中には入れませんし、写真もダメですが、貴重な体験をすることができました。
御影堂の中に3,000人ですよ!すごすぎる!
中に入れない方は外に座って法要に参加していましたが、気持ちはすごくわかります。僕もずっと聞いていたかった。
永代経法要の様子はこちら>>>秋季永代経法要が勤まりました
上の写真にちらっと写っているのが大橇(そり)です。新潟県から木材を運ぶために使われたそうで、道中雪崩に合ってしまうという事故もあったようです。
昔の建造物にふれると、建て方や木材の運び方に驚きます。技術も気合もすごい。尊い命の元このような素晴らしいお寺が建ったと思うと本気で震えます。
最高すぎました。本当にお寺大好きです。
最後に
息子のしょうちゃんは、お寺ではずーっと寝ていました。朝なのに。気持ちよかったんかな。
海外の方もお父さんが抱っこひもをしていて、「ハーイ」みたいな感じで男同士のやり取りもあって、観光地っぽくて嬉しかったです。笑
お寺情報
寺院名 | 東本願寺 |
住所 | 京都市下京区烏丸通七条上る |
TEL | 075-371-9181 |
参拝時間 | 【3月~10月】 5:50~17:30 【11月~2月】 6:20~16:30 |
ジャンル | お寺 浄土真宗(真宗大谷派) |
Web | 東本願寺 |
特徴 | 親鸞宗祖 世界最大の木造建築 |