EOS M3でオールドレンズを使うときには、マウントアダプターを介して撮影することになります。
マウントアダプターをつけるだけでは設定が完了しておらず、もしかしすると機種によってはシャッターを切れないということになる可能性も。
実際EOS M3はそういった機種で、オールドレンズを付けたときには、カメラ側がレンズがハマっていないと勘違いをしてしまい、シャッターを切ることができなくなります。
でもご安心を。Canon側もオールドレンズを使うことを見据えて、レンズを認識していなくてもシャッターを切ることができるような設定を、しっかりと設けてくれています。
この記事では、EOS Mシリーズ(Canonのミラーレス機)でオールドレンズを使うときにシャッターを切る方法や、オールドレンズを使うときにより簡単に撮影をする方法をご紹介します。
Canonのミラーレス機でオールドレンズを使うときの本体側の設定(EOS M3)
オールドレンズを使用する際にはカメラ側の設定も変更しておく必要があります。
レンズなしレリーズON
通常レンズが付いていない状態では、シャッターを切ることができないように設定されています。
設定方法

1.するに変更 (通常は0.しない になっている)
カスタムファンクションの設定を変更します。
レンズなしレリーズとは、『レンズを付けていないときでもシャッターを切れるようにするかどうか』。
本体にオールドレンズを付けたときに、レンズを感知できていないということなのでしょうね。
このことから、逆にオールドレンズを使わないときは、レンズなしレリーズをしっかりとOFFにしておく必要もありますね。
MFピーキングの設定

カメラメニューのタブ②→MFピーキング設定

ピーキングを『入』にする。色の濃さや色自体も変更可能。レッドが見やすい気がする
MFピーキングとは、『MF(マニュアルフォーカス)の時にピントが合っている部分に色を付けてくれる』設定です。
- ピーキングの色合い
- ピーキングの強度
この2点を設定することができます。
使用するかはお好みですが、ミラーレス機でオールドレンズを使っている方が増えている要因のひとつにピーキング機能があることも関係しているようです。
このような感じに赤くなります。
非常に使いやすい機能なので、試しにぜひ!
オールドレンズを使うときのデジカメの設定まとめ
オールドレンズのために使われている機能かはわかりませんが、昔のレンズ資産もうまく活用できるように工夫されていますね。
この設定は説明書やガイドブックにも書いていますが、単語の意味がわからないとかなりハードルが高い項目だと思います。
僕は周りにカメラマニアがいませんので、同じような気持ちで困っている方が入れば参考にしていただければ幸いです。
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オールドレンズ対応のアダプターばかりなので、昔のレンズ資産がある方はぜひ試してみてください!