『VSCO』はフィルム調の写真に加工したいときにおすすめのアプリ

『VSCO』はフィルム調の写真に加工したいときにおすすめのアプリ

2017年1月9日

※2017年の情報なのでかなり古いです。下記のnoteに少し書いているのがまだ新しめの情報です

https://note.com/higekoi45/n/nacc49aa9f601

『フィルム写真風の加工はVSCOですべてできる』

VSCO FilmというLightroomCCで使えるプラグインを提供している人気のサービスがあります。
今回ご紹介するのはVSCOFilmのスマートフォンアプリ『VSCO』(今はLightroomプリセットはなくなってアプリだけになりました)

1年ほど使用していますがアップデート回数が多く、どんどん機能が充実していっていますので詳しくご紹介していきます。

今までは加工に特化していると感じていましたが、カメラアプリとしてもかなり重宝するモノに進化したように感じます。

  • 少し変わったカメラアプリを試したい
  • Instagramでよく見かけるあのフィルム調の写真に仕上げたい

このような方におすすめのアプリです。

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フィルム調に加工できるアプリでおすすめの『VSCO』とは

冒頭の繰り返しになりますが、フィルム調の写真に仕上げたいという方におすすめの “写真加工+カメラ撮影もできるアプリ” です。

Instagramでも#VSCOのハッシュタグで投稿された写真は1,000万件を超えるほどの人気っぷり。
フィルム調の写真は現代のトレンドでもあるので、手軽にオシャレな写真に仕上がるVSCOは多くの方が愛用しています。

VSCOの特徴

  1. 無料アプリ
  2. フィルム調に仕上げるためのプリセット(フィルター)が豊富
  3. カメラアプリの機能が豊富
  4. 直感的な操作で使いやすい

PC版のVSCO Filmは有料ですが、アプリ版はダウンロードまでは無料です。

しかし完全に無料ではなく、プリセットを購入することによって、加工の幅が広がります。

プリセット(フィルター)について

プリセットは無料から有料までたくさんの種類があります。

たとえば下記の画像。

VSCO

このプリセットはほぼすべてのプリセットが入っています。しかし、僕が一番使うHBシリーズは入っていないので、これは買っていません。

VSCO

僕はよく「HB1・HB2・A6」を用いて加工をしていますが、かなり特徴のある写真に仕上がるんですよね。

HBは男らしさがあり、 A6は少しふわっとした仕上がりです。

VSCOの中でもなかなか人気のあるフィルターなのでおすすめ。

HB1

この加工はプリセットを選択しただけなのに、元画像とは全然違う仕上がりになっています。

アプリの使い方は後ほど詳しく説明します。

3D Touchにも対応した直感的な操作

VSCO

最近はiPhoneの新機能の3Dtouchにもしっかりと対応しています。
ホーム画面でアプリを押し込むだけでカメラの起動やインポートができるのはとても便利です。

管理画面もとても見やすく、カメラの起動も画面を下にスライドするだけだったり、

VSCO

アイコンも可愛らしいので、見やすく使用感もかなり良いアプリです。

VSCOの使い方

使い方について詳しくご説明します。かなり簡単な操作なのですが、カメラアプリの設定項目が追加されていたので、併せてご紹介します。

写真加工の方法

VSCO

写真の加工はプリセットを選択するだけです。プリセットの種類を増やしていると選ぶのも楽しいです。

VSCO

左のアイコンから[プリセット/ 編集 / 戻る / 編集履歴]となっています。

編集メニューは定番の明るさ調整から、ティントなど少しだけ無理やりな加工をすることもできます。

VSCO

上の画像は編集履歴です。すべてを元に戻したり、任意の場所まで戻ることができます。

カメラ機能

VSCOの目玉は写真の加工ですが、カメラ機能も充実してきています。

VSCO

ピント合わせは直感的にタッチで。グリッドも出せますので、構図も決めやすいですね。

VSCO

驚いたのがRawでの撮影ができること。加工なしの元データからフィルム調に編集できるのはありがたいです。

VSCOは撮影した写真が直で写真アプリには保存されませんので、VSCO内でいるもの、いらないものを分ければ、携帯の容量はパンクしません。

顔の認識もできます。

VSCO

露出の調整もスライダーを使うだけなので、とても簡単です。プラマイ0.3の調整が可能なので、一眼レフ並みに設定できます。
ライトも使えます。

VSCO

機能メニューは右にスライドするとまだまだ出てきます。

まずはホワイトバランス、「2,000〜8,000」まで調整可能なので、かなり青みがかった写真からオレンジの写真までさまざまな仕上がりを実現します。

VSCO

[➕] というアイコンがありますが、なんとなく焦点距離が変わるような気がします。
簡易的なマクロ撮影ができるような感じ。絞りのような気もしますが、曖昧で申し訳ありません。

VSCO

ISO感度の設定もかなり細かくできます。1,840まで設定できるので、ある程度の暗さまでなら使えますね。

VSCO

シャッタースピードも設定できて驚きです。1/3までできれば人の残像も撮影できますね。

VSCO

個人的に一番驚いた機能がタッチシャッターです。iPhoneのデフォルト機能にもないので「どうやってるのだろう」と思いました。

ピントを合わせたい場所をタッチするだけなのでとても便利です。カメラ機能の中でも最大の目玉です。

保存やシェアについて

VSCO

写真の保存はサイズがS〜元画像まで選べます。

この中で画像の削除もできますので、アプリ内で撮影した写真を保存したくなければ、保存せずに削除しましょう。

VSCO

共有やSNSヘのシェアも簡単です。

僕はここからInstagramに直接アップロードしています。LINEににも遅れますし、AmazonDrive経由でプライムフォトにも保管できるので写真アプリに保存しなくて済んで便利です。

VSCOで加工した写真を比較

最後は比較画像です。

VSCO
VSCO
VSCO
VSCO

2枚目の比較写真はiPhoneで撮影しています。フィルターひとつでこれだけフィルムライクな写真に変化するんです。

この加工がタップ一回でできるのですから本当にすごい。フィルム調の写真にしたいならまず間違いないアプリです。

フィルムライクな写真はVSCOで

VSCO様様です。

「昔はフィルムで撮っていたからまた撮りたいなあ」
「フィルム写真を撮ってみたいけど、フィルムカメラも持ってないしなあ」

こんな方には本当におすすめの写真加工アプリです。

プリセットを購入すると完全無料とは言えませんが、“もともと付いているプリセット+無料でダウンロードできるモノ”もありますので、ぜひ一度アプリを体験してみてはいかがでしょうか。