『マウントアダプターはレンズ資産を活かす最高の発明品』
EFマウントの一眼レフからミラーレス一眼のEF-Mマウントを採用するEOS M3に買い換えるときに悩んだことはただひとつ!
『EFマウントレンズを使い続けるかどうか!』
このことがネックで買い替えを悩んでいたのですが、マウントアダプターの存在を知り買い替える決断をしました。
買い替え検討中はレンズ資産は無駄にならないかを悩んでいましたが、結局その考えは全くの杞憂でした。
今現在もマウントアダプターのおかげで、ミラーレス一眼を楽しめています。
違うマウントのレンズを使えるマウントアダプターはすごく便利です。しかし、問題点がないわけではないので、よかったこと、悪かったことも踏まえてご紹介したいと思います。
いろんなレンズにつけてみたので、使用感や装着写真も一緒にアップしますね。
目次
マウントアダプターを購入!メリット・デメリット
「マウントアダプターってなんだろう…」そんな方もいらっしゃるかと思います。僕自身ミラーレス一眼に興味を持たなければ全く知らない単語でした。
マウントアダプターとは
交換式レンズで異なるマウントのボディにもレンズを装着できるようにする繋ぎのパーツ
ということで、
マウントアダプターを使用するメリット!!
- EF-Mマウントに一眼レフ用のEFマウントレンズを装着することができるようになる(純正の場合)
- 他メーカーのボディにも装着できるようになる(モノによる)
- たくさん揃えてきたレンズを使い続けることができる
- EF-Mレンズが少ないので、EFマウントレンズを活かせばさらに楽しめる!
一覧にしてみたのは良いのですが、一言でいってしまえば、
「たくさんそろえてきたレンズを使い続けることができる!」
これがすべてです。
せっかくドキドキワクワク購入したボディも、今まで使用していたレンズは使えませんってのは寂しすぎます。
だから僕はこのマウントアダプターという商品は大賛成ですし、とても便利だなと思っています。
三脚用のネジ穴もある
細かい気遣いですが、マウントアダプターには三脚用のネジ穴もあります。これがあるとズームレンズをつけて三脚に付けても前に倒れません。
マウントアダプターを使用した時のデメリット
- AF(オートフォーカス)が効かなくなる場合がある(今回のCanon同士は効く)
- AFの速度が落ちる
- AFでピントを合わすとき迷う
おもにAF(オートフォーカス)関連でEF-Mマウント同士に比べて劣る部分が出てきます。
レンズによっても変わってくるので、一概にAFが良くないとも言えませんが、僕が持っているレンズでも遅くなるモノはありました。(後ほど詳しく)
焦点距離は変わらない
焦点距離が変わるかどうかも気になるところでしたが、Canonのホームページを見ると変わらないようです。
メモ
※純正マウントアダプターを使用すれば焦点距離は変わりません。EOS-Mのマウントアダプターでは焦点距離・画角・口径比は変わらない/canon
ではやっとこさですが、使用感を!!
デジタル一眼レフで使っていたレンズを付けてみた!
長々と書いてきてしまいましたが、これからレンズを装着した写真を載せていきたいと思います。
持っているレンズはミラーレス用も合わせて4本。たいしたことない数ですが
- 短いパンケーキレンズ(比較用)
- 標準サイズのレンズ
- ちょっと長めのズームレンズ
大きいのから小さいのまでいろいろ試してみます。
ミラーレス用レンズ EF-M 22mm(比較用)

さすが、ミラーレス用とだけあってコンパクトに収まります。ボディからもはみ出ません。
このレンズを付けていればコンデジとさほど変わらないサイズなのでかなりスッキリ!
チルト液晶を手前に向けて自撮りもできるので、プライベートで遊びに出たときなどは便利だと思います。

横からはこんな感じ。
このレンズだけでも普段使いにはちょうど良いかなー。近くに寄って撮るのは少ししんどいです。
13,000円~15,000円くらいで中古あり。
SIGMA 30mm F1.4 (単焦点レンズ) メインで使用中
少しだけ大きさが気になるかもしれませんが、僕の感覚では超かっこいい!!!と思っています。そして、レンズの重さは「435g」ですが、それほど気になりません。
このレンズはすごく明るく撮影ができて、ぼかしも楽しめるので、これからも使い続けたいという気持ちがありました。
現在メインで使用中のレンズなので、このくらいのサイズに収まったのはかなり嬉しい。
横から見ると、若干斜めになっていることがわかります。
ボディの底面よりもレンズの下側が大きいことが影響しているためですが、それほど気にならないので大丈夫。
AFは若干遅いです。
中古価格は29,000円~な感じです。
Canon EF50mm F1.8 (単焦点)
Canonの激安で有名な単焦点レンズ。
大きさはSIGMAの30mmとそれほど変わりませんが、重さが全然違います。
レンズ自体の重さが「130g」と超軽量なのでEOS M3に装着しても全く違和感はありません。
中途半端に斜めから撮ってしまいましたが、横からはこんな感じ。
質感がマウントアダプターと似ているので、一番違和感なく付けれているような気もしますが、若干高級感がなくなります。
Nikonのレンズカバーが付いているのはご愛嬌で。笑
このレンズを買っていなければカメラを続けていなかった可能性もある、というくらい楽しく撮影することができるレンズです。1万円以下で買えるのが嬉しい。
EFマウントにつけていたときは、AF速度が早いと思っていませんでしたが、マウントアダプターを介すとシグマのレンズよりAFは早く感じます。
(現行モデルは15,000円ほどします)
シグマ 17-50mm F2.8 (ズームレンズ)
シグマの標準ズームレンズはやっぱりめちゃめちゃ大きいです。
このレンズは「565g」となかなか重く、M3の本体重量も「319g」なので「900g」近くなります。1kg弱となるとさすがに重い。
ですが、このレンズもすごく良いレンズなので使い続けたいと考えています。
長時間構えていると少ししんどいかな。電子ビューファインダー をのぞきながらでしたら、重さも軽減されるかもしれません。
中古は19,000円くらいであるのでちょっとお得!
横から見て、最大限にズームしてみるとここまで大きくなります。でかい!!これにレンズフードを付けると結構かっこ悪くなってしまいます。
これを良しとする方はあまりいないかもしれません。
作例
ズームするとレンズが前のめりになるのはデメリットです。でも、旅行中はレンズ一本が助かるので、小豆島旅行の際はかなり活躍しました。
かなり綺麗に写るので撮っていて楽しいです。
マウントアダプターでCanonのミラーレスを楽しもう!
マウントアダプターの装着感の写真が参考になっていれば幸いです。
使いにくい点がないといえばウソになりますが僕は満足しています。
使い勝手も大事なのは間違いありませんが、今まで使用してきたレンズには思い出があります。簡単には手放すことができなかったので、この使い方をすることに決めました。
ミラーレス用レンズの種類が増えていけば、マウントアダプターを使用する頻度は減る可能性もあります。
ですが、そうそうレンズの買い足しもできないですし、なぜかCanonのミラーレス用のレンズの種類もなかなか増えません。泣
だからこれからCanonのミラーレス一眼を買おうと思っている方は、マウントアダプターを購入するのは大正解だと思います!