“SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM” はとにかく明るく撮影できるレンズです。カメラライフをもっと楽しみたいという方は持っておいても損はない一本
僕はなんとなくですが、シグマのレンズに憧れがありましたので、このレンズを手に入れたときは本当に嬉しかったです。そんなレンズについてのお話です。
目次
『SIGMA(シグマ)30mm F1.4』をおすすめする理由
まず第一にとにかく安い!APS-C専用とはいえSIGMAの短焦点レンズを4万弱で買えるなんて最高すぎませんか!?
- 開放値F1.4なので、とにかく明るい!
- 被写体の背景を綺麗にぼかせる
- ぼかし表現が柔らかい
- 被写体はキリッとしたシャープな写り
- 絞れば風景もいける解像感
- レンズ自体が高級感漂う美しさ
- 価格が安い(コスパ最高!!)
シグマ30mm F1.4 Artのスペック
名称 | SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM |
焦点距離 | 30mm |
開放F値 | F1.4 |
最小絞り | F16 |
最短撮影距離 | 30cm |
フィルターサイズ | 62mm |
質量(重さ) | 435g |
特徴 | APS-C専用レンズ |
APS-C専用のとても明るいレンズで価格も安いので、キットレンズからステップアップしたい方には最適なレンズです。
価格は4万円未満で購入できますし、中古なら3万円以下の場合がほとんど。
開放で撮れば、素晴らしいボケ味を体感でき、逆に絞ると驚くようなシャープさでとても同じレンズとは思えないようなうな体験をすることができます。
僕自身、このレンズを購入する前は 「Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 (正確にはこれの一つ前の型)」しか持っていなかったんですが、初めてシグマで撮影をした時は、
『世界変わるわ』
と思ってしまったほど感動しました。
ズームレンズが欲しいと思っている方も、広角が欲しいと思っている方も、一度足を止めて立ち寄ってみていただきた場所っていうイメージです。
“SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM”Artラインなので高級感がある

見た目もかっこいいんですよね。このレンズは。
Artラインは重厚感のある作りで、現代的な風合いのレンズです。所有欲も満たされますし、持っているだけで一段上に上がった気にさえなります。
EOS M3(Cannonのミラーレス一眼)につけても良い感じ

ちなみに、最初はEOS KissX3につけていたんですが、後々EOS M3に買い替えたので、マウントアダプターを介して使っていました。

レンズの重量は435gなので、そこそこな重量になりますが、コンパクトに収まるので、結構かっこよかったです。
AFは少しもっさりしてしまいますが、全然使えます。
こういう組み合わせも良いと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

ぼかし目的の写真ならF値を1.4に設定してひたすら撮る


この単焦点レンズは背景ぼかしをものすごく楽しめます。
F値を1.4に設定しておけば間違いないわけではありませんが、まずぼかしを楽しんでいれば、どんどんカメラを好きになっていくような気がします。
被写体はキリッとしているのに、背景は柔らかくぼける。これがたまらなく嬉しい。テンションが上がります。
ぼかしだけがすべてとは思っていませんが、カメラを持ったばかりの頃は、ぼかしたくて仕方なかったので、このレンズとの出会いは最高でした。
キットレンズでカメラを始めたばかりのころは、「なぜ背景がぼかせないんだろう」と思っていたんですよね。でもこのレンズを最初に使えば、悩むことは全くなさそうです。
焦点が合わなくてもいい(場合もある笑)

自分がお気に入りって思えてるだけなんですが、こんな写真でも雰囲気がよく感じます。
すごく好き。
絞ると違う景色が見えてくるので風景もいい感じ


絞っていけば(F値を高くしていく)どんどんキレが増して、F5,6やF8くらいになると素晴らしいシャープさを見せてくれます。
開放で撮ったり、ポートレートに使うことが多いレンズですが、風景も結構いい感じに写ります。
前後に移動して単焦点レンズを楽しむ

単焦点レンズは焦点距離が一定であるため、自分の足を使って、自分の撮りたい構図を作らなければいけません。
ズームレンズよりも「近づいたり離れたり」という動作が多いため自分で考えて撮影する力が身に付くはずです。僕は間違いなくこのレンズでカメラにハマりました。

単焦点レンズをもっと知るために
極端なキャッチコピーではありますがこんな雑誌も出ています。少し気になる一冊です。
“SIGMA(シグマ) 30mm F1.4 DC HSM”の作例:PHOTOHITO
作例を見て頂き、単焦点レンズの良さを知るための参考になればと思います。
SIGMA(シグマ)30mmF1.4 DC HSM まとめ

最後にもう一度シグマ 30mm F1.4を使ってよりカメラライフを楽しむための秘訣をまとめておきます。
- 開放値(F1.4)でひたすら撮ってみる
- 絞ってシャープさも体験してみよう!
- 同じ被写体でも近づいてみたり離れてみたりする
- 価格が安いので本当にコスパが良い!
とにかくシャッターを切りまくってどんどんカメラを楽しんでください!僕はこのレンズを買って写真を撮るのも見るのも好きになりました!